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こんなのがそのまま出てきたら、いいね! 日産アリア・コンセプト


2019年は大きなトラブルにも見舞われた日産自動車だが、モーターショーのモデルを見る限り、極めて前向きで驚かされれるほど。確かに世界の動向を見ていくと、ここで足踏みしていてはどうにもならないのだ、と言わんばかりだ。日産の開発部門は、着々と次のステージに向かっているのである。

 前後にふたつのモーターを装備するEVモデルとなるのがアリア・コンセプト。まさにコンセプトカーにしか見えないのだが、説明会では「本気」という言葉が飛び交っていた意味とはなんなのだろう。




 実は注目なのは、この前後2モーター。つまりは4WDということなのだが、ここにはR32型スカイラインGT-Rから蓄積されてきたAWD技術 (E-TS) が生きているという。




 しかし、その考え方は単にトラクションを分担したりする車両安定制御だけではないというから驚く。




 では何をするのかというと、乗り心地にも寄与するのだという。前後モーターの繊細な制御によって上屋の安定性をも実現する制御をしているという。

シャープなボディラインと、優雅な反り。またたおやかな面質なども含めて、洗練されているものの、何か日本的であると感じることができる。

 快適・安全装備に関しては、最先端の運転支援システム「プロパイロット2.0」を搭載する。




 例えば高速道路の本線に合流して、ナビ連動走行を開始すると、ルート上にある高速道路の出口までの走行をハンズオフ(手放し運転)でサポート。それどころではなく、追い越しや分岐なども含めて支援することが可能。




 また、プロパイロット2.0の起動中には、ドライバーやパッセンジャーによりリラックスした空間を提供する。起動させることによってインテリアのライトの色が切り替わり、ハンズオフ走行が可能になると、さらにリラックスした雰囲気を創り出してくれるという。

アリア・コンセプトのプラットフォーム。詳細は発表されていないが、オフィスや自宅に到着するとNissan Energy (ニッサン・エナジー)に接続され、EVバッテリーの電力を住居やオフィス、電力網にて供給するなどのマネジメントも行なう。またFOTA(ファームウエア・オーバー・ジ・エア)によって、アリア・コンセプトのデータ管理やアップデートを行なう。

超多機能でありながらも、シンプルな仕立ても大きな魅力のひとつ。温もりを感じさせる空間は、クルマという概念にあまりなかったものでもある。

おそらくは、コンセプトカーとして物足りないと感じる方もいるだろう。そう思えるほど加飾がない。それどころか、コンセプトカーでは十八番の両開きドアさえ採用していないのだ。これを良心と見るのか、すぐそこの未来と見るのか?

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