Euro NCAPはこのほど、日本にも導入されているBMWの新型「1シリーズ」および新型「3シリーズ・セダン」の衝突安全性試験を実施。いずれも最高評価の5つ星を獲得したことを発表した。
97%を獲得した新型3シリーズ・セダンの「成人乗員保護性能」の高さが光る
Euro NCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目をすべてクリアしなければならない。
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新型1シリーズの試験車両は日本でも発売されている「118i」だったのだが、その結果は「成人乗員保護性能」で83%、「子供乗員保護性能」で87%、「歩行者保護性能」で76%、「安全補助装置」で72%という評価。すべての項目で基準を上回り、総合5つ星を獲得した。
一方、新型3シリーズ・セダンの試験車両は「320d」だったのだが、その結果は「成人乗員保護性能」で97%、「子供乗員保護性能」で87%、「歩行者保護性能」で87%、「安全補助装置」で76%という評価。新型3シリーズ・セダンもすべての項目で基準を上回り、総合5つ星を獲得した。とくに97%を獲得した「成人乗員保護性能」の高さが光っている。
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今回の衝突試験によって、新型「1シリーズ」、新型「3シリーズ・セダン」には高水準の衝突安全性が備わっていることが実証された。これらのモデルを購入候補に挙げているなら、購入を後押しする確かな要素になるだろう。
