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三菱「デリカD:5」と「eK」シリーズが「2019年度グッドデザイン賞」を受賞!


10月2日、三菱自動車は、オールラウンドミニバンの「デリカD:5」と、軽ハイトワゴンの「eKクロス」および「eKワゴン」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。

基本設計を先代モデルから踏襲するものの、それを感じさせない内外装デザインの進化ぶりが高く評価(デリカD:5)

 「グッドデザイン賞」は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。これまで60年以上にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は4万5000件以上にのぼる。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれている。




 2018年11月から予約受注を開始した新型「デリカD:5」は、三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」と機能的かつ特徴的なフロントランプを採用し、プレステージ性を高め、アクティブで洗練されたデザインを特徴としている。




 一方、2019年3月に発売された新型「eK」シリーズでは、「eKクロス」においても「ダイナミックシールド」を採用し、アクティブかつ機能的なデザインとし、存在感のあるSUVテイストが特徴。「eKワゴン」は軽ハイトワゴンのスタンダードモデルとして、張りのある曲面で全体を構成し、活き活きとした躍動感に加え、可愛らしく上質なデザインが採用されている。

新型「eK」ワゴンと「eKクロス」

 今回の受賞に際し「デリカD:5」は、「基本設計は先代モデルを踏襲するものの、それを感じさせない内外装デザインの進化を達成したことを評価したい。時代分の安全性の強化とともに、ブランドとしての統一感を醸成するフロントマスクのデザインも採用しており、オーナーの満足度を高めるモデルチェンジを実現している。押し出しの強いフロントマスクに目が行きがちだが、先代から継承するスタンスの良さが、そのインパクトをしっかりと支えており、優れた基本設計であったことをうかがわせる。」と審査委員に高く評価。




 また「eKクロス」、「eKワゴン」は、「この2つのモデルは、内外装の一部変更という限定的条件のもとで最大限の差異を感じさせるアピアランス(見栄え)を達成している。顧客の多様化と自動車への興味が薄れている時代に於いて、開発投資を抑えつつデザインの力でバラエティーの提供に挑戦している点を評価した。特に「eKクロス」は、フロントフェイスの過多気味なデザイン要素をコンパクトなパッケージの中に巧くレイアウトしている。日本特有の軽自動車カテゴリーに新しいデザインの風を興しているといえよう。」と高く評価された。

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