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モデル末期なのに絶好調のアウトバックで北米スバルの好調続く。7月期セールスは史上2番目!


北米スバル(Subaru of America)は、2019年7月の販売状況を発表した。昨年の7月と比べて7.9%増の6万4106台を販売し、7月として史上2番目のセールスを記録した。驚くのは、アウトバックの人気ぶり。モデル末期にもかかわらず販売は絶好調だ。

 依然としてスバルの北米でのセールスが絶好調だ。北米スバル(Subaru of America)が発表した7月のセールスは、昨年の7月と比べて7.9%増の6万4106台を記録した。トータルでは、前年7月と比較して7.9%増の6万4106台を売り上げた。1-7月でもプラス5.6%の40万3631台をマークしている。




 アウトバックとアセントは、7月としては過去最高のセールスをマークした。アセントは59%増の7296台、アウトバックは14.4%増の1万8428台である。特筆すべきはアウトバックだろう。




 アウトバックは7月29日に新型の2020年モデルがラインオフした。つまり、現在売られているのは、「モデル末期」なのである。にもかかわらず、アウトバックの販売は絶好調だ。




 気になったのでアウトバックの北米での販売台数を調べてみた。

アウトバック2019年モデル(現行)

2001年 7万605台


2002年 6万974台


2003年 5万930台


     大雑把にいって、ここまでがBH系


2004年 6万2594台


2005年 5万9570台


2006年 5万9109台


2007年 5万6078台


2008年 4万4262台


2009年 5万5356台


      大雑把に言ってこの期間がBP系


2010年 9万3148台


2011年 10万4405台


2012年 11万7553台


2013年 11万8049台


2014年 13万8790台


      大雑把に言ってこの期間がBR系 以降現行モデル


2015年 15万2294台


2016年 18万2898台


2017年 18万8886台


2018年 17万8854台


2019年は1-7月で11万2139台(同+4.7%)だから、同じペースで売れて秋から2020年モデルのデリバリーが始まって好調を維持できれば2017年の記録を抜く可能性だってある。




 現行アウトバックがいかにアメリカで愛されたのかよくわかるデータだ。スバルがフルモデルチェンジに当たってキープコンセプトにしたのも当然だ。これだけ売れたモデルの次期型ががらっと変わって販売に悪影響が出たら……と考えるのは自然だ。

現行モデル(2019年モデル)

新型アウトバック(2020年モデル)

 スタイリング、ボディサイズ、ともに新型と現行型はかなり似ている。変わり映えしないフルモデルチェンジにも思えるが、そこには現行型アウトバックの大成功がある。新しいプラットフォームを得て性能が上がる新型アウトバックも成功するだろうか。

 それでは7月と1-7月の各モデルの販売台数も見てみよう。


フォレスター 7月:1万4731台(前年同期比+7.1%) 1-7月:10万950台(同+8.5%)


アセント 7月:7296台(同+59%) 1-7月:4万7404台(同+630.9%)


レガシィ 7月:3244台(同+24.5%) 1-7月:2万670台(同ー14.0%)


アウトバック 7月:1万8428台(同+14.4%) 1-7月:11万2139台(同+4.7%)


インプレッサ 7月:6225台(同ー15.7%) 1-7月:3万5913台(同ー20.6%)


WRX/STI 7月:1732台(同ー14.0%) 1-7月:1万4106台(同ー17.3%)


BRZ 7月167台(同ー43.8%) 1-7月1707台(同ー24.6%)


クロストレック(XV) 7月1万2283台(同ー3.0%) 1-7月:7万742台(同ー18.8%)

スバル・フォレスター(2019年モデル)

 好調なのは、フォレスター、アセント、アウトバックといったいわゆるSUV系だ。インプレッサ、WRX/STI、BRZは苦戦している。

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