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大迫力のシティトライアルが大阪の万博記念公園で開催。第2回City Trial Japan王者に野崎史高が輝く


5月18日、『City Trial Japan 2019 in OSAKA』が大阪府の万博記念公園下の公園 特設ステージで開催された。2018年に続く開催となったCity Trial Japanを制したのは野崎史高。国内のトップトライアルライダーが参戦するなか、City Trial Japanの2代目王者に輝いた。


TEXT●伊藤英里(Eri Ito)/PHOTO●Rising-D"Yusuke Origuchu"

 トライアルとは高低差や傾斜などが複雑に設定されたコースを、オートバイに乗ったまま、いかにミスなく走り抜けることができるかを競う競技だ。途中で足をつくなどした場合に減点され、この減点がもっとも少ないライダーが勝者となる。




 このトライアルが市街地で開催されたのが、City Trial Japanである。国際A級スーパークラスライダーでもある藤原慎也が実行委員長を務め、2018年4月に第1回大会が開催。前大会は大阪の通天閣本通商店街にて開催され、約5000人の観客を集めた。

City Trial Japan 2019 in OSAKAで設定された特設ステージ

 第2回となる今大会は、大阪府の万博記念公園下の公園に会場を移しての開催。エントリーしたのは、小川友幸、野崎史高、黒山健一、柴田暁、小川毅士、藤原慎也といった全日本トライアル選手権国際A級スーパークラスに参戦する12名の国内のトップトライアルライダーだ。




 今大会の決勝は予選を勝ち抜いた6名に、敗者復活戦を勝ち上がった2名を加えた8名で争われた。

人工的な障害物を、トライアルライダーたちはオートバイを巧みに操りクリアしていく

 セクション前半は、第1回City Trial Japan王者であり全日本トライアル選手権国際A級スーパークラスで史上初の6連覇を達成した小川友幸がオールクリーン(減点なし)、同じく野崎もセクション5までオールクリーン。しかしセクション6、7で小川友幸が減点を喫し、野崎が第2回City Trial Japanチャンピオンを獲得した。

チャンピオンを獲得した野崎(中央)と2位の柴田(左)、3位の小川友幸(右)

エントリーした12名のトライアルライダーを含む多くの関係者が大会を盛り上げた

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