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〈スズキ・ジムニーシエラ〉圧倒的な悪路走破性を誇るスモールSUV 【ひと目でわかる最新SUVの魅力】


月間登録台数:901台(18年9月〜19年2月平均値)


現行型発表:18年7月


WLTCモード燃費:15.0km/ℓ ※5速MT車




レポート●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)


フォト●平野 陽(HIRANO Akio)


モデル●大須賀あみ(OSUGA Ami)

全幅1645㎜ 全高1730㎜ ミラー・トゥ・ミラー1885㎜
開口高760㎜


全長3550㎜ 最小回転半径4.9m

■主要諸元 JC


全長×全幅×全高(㎜):3550×1645×1730


室内長×室内幅×室内高(㎜):1795×1300×1200


ホイールベース(㎜):2250


トレッド(㎜) 前/後:1395/1405


最低地上高(㎜):210


車両重量(㎏):1090


エンジン種類:直列4気筒DOHC


総排気量(㏄):1460


最高出力(kW[㎰]/rpm):75[102]/6000


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):130[13.3]/4000


燃料タンク容量(ℓ):40(レギュラー)


トランスミッション形式:4速AT


駆動方式:4WD


タイヤ・サイズ:195/80R15


最小回転半径(m):4.9


WLTCモード燃費(㎞/ℓ):13.6


車両本体価格:201万9600円

乗降性

前席:助手席シート高730㎜ ステップ高530㎜
後席


前席シートの位置は少し高めだが、大きく開くドア開口部のおかげで比較的楽に乗り降りできる。後席は前席シートを倒して乗り降りするため窮屈。先代に比べると前席スライド量が増えたため少しマシになっている。

撮影車の「JC」は15インチアルミホイールやLEDサイドターンランプ付きドアミラーなどを標準装備。ブラック2トーンルーフもメーカーオプションとして設定される。リヤのスペアタイヤハーフカバーは全車に装備。

先進安全装備

レーザーレーダーと単眼カメラをセットにしたデュアルセンサーブレーキサポートをグレード別に設定。車線逸脱警報、標識認識機能、ハイビームアシスト、誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能などにも対応する。

ボディカラー

インパネ

悪路走行中でも車体の傾きを認識しやすい水平基調のデザインを採用。アナログ二眼メーターや各種操作パネルなど、シンプルな道具感を感じさせるユーティリティも独特だ。それでもフルオートエアコンは全車に標準装備で、「JC」の場合はブロンズメタリック加飾が施されるなど、上質感も高められている。

居住性

後席:先代と比べて後席の前後スペースが拡大しており、膝前は実測で約110㎜と広い。シートにはリクライニング機構も備わるため快適性は高まっているが、シート自体は平板で、座り心地が良いとは言えない。
前席:シート表皮には撥水加工が施されたファブリック素材を採用。ヒップポイントは先代より40㎜高く、SUVらしい見下ろし感がアップ。ハイトアジャスターは非装備だが、ステアリングのチルト調整は備わる。


ラゲッジルーム

通常時:奥行き200㎜

後席格納時:奥行き1070㎜ 幅1300㎜ 高さ770㎜

後席の位置が先代より後方に移動したため荷室の奥行きははっきり言って狭い。だが、幅にはゆとりがあり、ラゲッジボックスも標準で備わるため、日常的な買い物程度であれば対応できるだろう。リヤシートは5対5分割可倒式で、背もたれを片方倒すだけでもモアスペースを確保できる。

うれしい装備

荷室手前にラゲッジボックスが備わるおかげで、後席シートを倒すと自然にフラットなフロアに変身。フロアとシート背面は樹脂製の防汚仕様になっている。

荷室の側面には合計10 個のユーティリティナットを装備。市販されているフックなどを使って荷室スペースを自分流にアレンジすることも可能だ。

標準装備のラゲッジボックスは傘も収納できる長さを確保。釣りなどの趣味の道具を常備しておくのにも便利だ。

室内にはトランスファー切り替えレバーを装備。燃費重視の2H、4H、悪路走破性を高める4Lに切り替えられる。

急な下り坂を一定速度で下れるヒルディセントコントロールを標準装備。クルーズコントロールは「JC」のみに採用。

「JC」及び「JLスズキセーフティサポート装着車」にはデュアルセンサーブレーキサポートと車線逸脱警報を装備。

スマホを置くのに丁度良いセンターコンソールトレーを装備。販売店オプションのナビを装着するとUSBも追加される。

前席シートヒーターは全車に標準装備。温度調節機能は付かず、オン/オフのみを切り替えるシンプルな機構を採用する。

オフロードの適応性も高い1.5ℓ直4エンジン

軽自動車の「ジムニー」とは異なり、「ジムニーシエラ」は1.5ℓの直列4気筒エンジンを搭載。水の侵入や雪害の影響を受けにくい吸気口レイアウト、防錆性に優れたアルミ製オイルパンなどを採用し、オフロード走行に対する適応性が高められている。燃費改善に貢献する吸気VVT付き。

2018年グッドデザイン金賞を受賞

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2018年度グッドデザイン賞において「グッドデザイン金賞」をスズキ車で初受賞。世界の自動車事情で競合のない独自の地位を確立していること、機能性の追求、デザイン性などが評価された。

バイヤーズガイド

JC

JL

JL

ふたつのグレードには16万2000円の価格差があるが、「JL」では4万2120円のオプション扱いとなる先進安全装備「スズキセーフティサポート」は必須(同装備は「JC」では標準)と考えるべきで、そうなると両グレードの価格差は約12万円に縮まる。ちなみに走りは5速MTの方が明確に活発で、免許が許すならMTがお薦め。

グレードは「JC」と「JL」の二本立て。「JC」にはLEDヘッドランプや本革巻きステアリングなどの上級装備が備わる。「JL」には、スズキセーフティサポート装着仕様も用意されている。トランスミッションは4速ATと5速MTの設定。


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