お金も時間もかけたくないけど、手間だけはちょっとかけてもいい……。そんな市井の“DIY派”カブオーナーのためにステキなエイジング木箱の製作から装着までを「ハラペコモータース」堀之内忠雄師匠の監修でおとどけ!
今回、装着するために用意した車両は前後14インチの「クロスカブ50」。真っ赤なボディに白木の木箱がピッタリお似合いです。(月刊モトチャンプ 2018年12月号)
■HONDA クロスカブ50
全長×全幅×全高:1840×720×1050mm/シート高:740mm/車両重量:100kg/最高出力:3.7ps7500rpm/価格:29 万1600円
ハラペコモータース 堀之内忠雄さん2013年オープンの、クラフトマンシップあふれるカスタム&ぺイント工房 。ちなみに母体となる谷内自動車は昭和38年創業の老舗鈑金屋さんだ。
簡単なようでむずかしい 単純なようで奥深い!
オールドスクールな普遍デザインのカブに木箱を取り付けようと思ったら、たぶんオーナーは考えるでしょう。「ピカピカの新品木箱もナンだよなあ」と。リアルに古い木箱を探すか、もしくは金属製に考えを改めるか、プラボックスはやっぱり違うと踏みとどまるか……。
そこでひとつ提案。ホームセンターで安価な組み立てウッドボックス(木箱ね)を買って、それを自由に気ままにペイントする、という方法はいかがでしょうか?
即座に「めんどくさい」というアナタは読み飛ばしていただいてOK。でも「誰のものとも違う一点モノのオリジナリティ……素敵でしょうね!」と想像できるアナタには“自製木箱”の才能あり! ほとんどの材料はホムセンで揃えられるので、めんどくさいなんてことはありません。
ああだこうだとひとり言を言いながら、完成となった我が愛しのカブの姿をアテに祝杯ビールなんて最高です。エイジング用塗料だけは特殊なので、ホムセンになければ通販などで購入してくださいね。
装着編〈POINT:穴あけ加工は丁寧に!〉
08.ボルトの頭を露出させずに済む便利アイテムがこちらのキャップボルト用ドリル。ただし木の厚みに注意。
ペイント編〈POIT:”らしさ”をどう演出するか?〉
「木を錆びさせる」という前衛アートのようなボックスが完成した。大切なのはオリジナリティと自己満足!
カブならやりたいことができる
ハラペコモータース 堀之内忠雄
埼玉県川口市柳崎5-1-24 谷内自動車工業所内
☎048-261-1505
モトチャンプ 2018年12月号
■特集■
「カブバンザイ」
VIVA! CUB!! 乗れば人生が豊かになるっ!
スーパーカブ&クロスカブ その楽しみ方を徹底研究!
TUNING:強化クラッチ&ハイギヤ化にトライ!
DIY:木製リヤキャリア作ってみよ~!
RESTORE:中古カブを元気にする再生術!
NEW PARTS:カスタムに効く注目アイテムがズラリ
■注目企画■
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