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【TAS2019ブース探訪(ブリッツ編③)】加速しないハイエース・ガソリン車用に、スーパーチャージャーをボルトオン


ブリッツのブースには、荷台にバイクを搭載したハイエースが展示されていた。昨年の東京オートサロンで参考出品していたハイエースの2.7ℓガソリン車用のスーパーチャージャーキットが、今春ついに市販化されることになったのだ。

「ハイエースのガソリン車は、ディーゼル車に比べて走らない」というのは定説になっているため、荷物も積めて走りも重視する目的でハイエースを選ぶ人は、圧倒的にディーゼル車を選択する。




 そんな力不足のガソリン車オーナーに向けてブリッツが開発したのが、コンプレッサーシステム・ハイエース(2.7ℓモデル)、いわゆるスーパーチャージャーだ。




 スーパーチャージャーは、エンジンのクランクシャフトからVベルトによってダイレクトに動力を確保するため、排出ガスを利用するターボチャージャーに比べて、過給までのターボラグがなく、どの回転からも瞬時に過給を得ることができる。ハイエースのように、低回転でのトルクを必要とする車両はピタリってワケだ。ルーツ式のスーパーチャージャーを採用するブリッツのコンプレッサーシステムは、直結のため、アクセルを踏んだ瞬間から過給がかかり加速をアシストする。




 スペックを見ても、最大出力は139.7ps→168.4psで28.7psアップ、最大トルクは211.8Nm→254.9Nmで43.1Nmアップとなっている。3000rpm付近で純正のトルクを比較しても、約40Nmアップしているそうで体感効果も大きいとのこと。ボルトオン設計だから取り付けもスムーズなのも利点だ。

特殊コーティングを施した中空ローターにより、鋭いレスポンスを発揮する。2.7ℓモデル専用品。2015年1月以降の6AT車に対応する。

専用のフューエルコントローラーが付属してるため、ECUのセッティングは不要。

ハイエースをトランポとして活用しているが多い。バイクを2台とか積むとなんやかんで200kg重くなってしまう。さらにトルク不足を感じ、勾配では坂を登らないなんてことも。こういう場面でのスーパーチャージャーの効果は大きいはずだ。

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