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ホンダ・CR-Vとスバル・フォレスター。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?


人気のSUVのなかでも、もはや定番と言っていい人気を誇るのがスバル・フォレスター。対してホンダCR-Vは、グローバルで考えれば、ホンダを代表するSUVである。1.5ℓターボと2.0ℓハイブリッドを引っさげて2年ぶりに日本市場に戻ってきた。ここでは、定番フォレスターとCR-Vのラゲッジスペースを比較してみよう。

フォレスター X-BREAK

 日本のみならず北米でも人気が高い新型スバル・フォレスター。SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用した新型フォレスターは、2.5ℓ水平対向4気筒、2.0ℓ水平対向4気筒+Eモーターのマイルドハイブリッドシステムの2種類のパワートレーンをラインアップする。新しいプラットフォームの恩恵は、その走りだけでなく、ラゲッジスペースにも現れている。


 対するホンダCR-Vは、ホンダを代表するSUV。新型CR-Vは、日本での発売を前に北米、中国ですでに大ヒットを記録している人気モデルだ。グローバルで認められるホンダのSUVであるCR-Vの実力を、ラゲッジスペースから見てみよう。


スバルは5万6782台!フォレスターとアセントのおかげで過去最高の11月セールスを記録

CR-V EX・Masterpiece 全長×全幅×全高:4605×1855×1680mm ホイールベース:2660mm ミラーtoミラー:2115mm

先代からホイールベースを40mm、トレッドを前35mm/後50mm拡大。居住性を高めるとともに、踏ん張り感のあるスタンスを実現した。ガソリン車には同一パッケージで7人乗りも設定。

CR-V EX・Masterpiece


全長×全幅×全高:4605×1855×1680mm


ホイールベース:2660mm


車重:1560kg


エンジン:直列4気筒DOHCターボ


排気量:1496cc


最高出力:140kW(190ps)/5600rpm


最大トルク:240Nm(24.5kgm)/2000-5000rpm


トランスミッション:CVT


駆動方式:FF


最小回転半径:5.5


JC08モード燃費:15.4km/ℓ


車両本体価格:359万1000円

フォレスター X-BREAK 全長×全幅×全高:4625×1815×1730mm ホイールベース:2670mm ミラーtoミラー:2070mm

全長とホイールベースの数値は新型CR-Vに近い一方、全幅と全高は大きく異なる。最低地上高も220mm確保されており、フォレスターが悪路での走破性に強みを持つことが伺い知れる。

FORESTER X-BREAK


全長×全幅×全高:4625×1815×1730mm


ホイールベース:2670mm


車重:1530kg


エンジン:水平対向4気筒DOHC


排気量:2498cc


最高出力:136kW(184ps)/5800rpm


最大トルク:239Nm(24.4kgm)/4400rpm


トランスミッション:CVT


駆動方式:4WD


最小回転半径:5.4


JC08モード燃費:14.6km/ℓ


車両本体価格:291万6000円

ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。

CR-V EX・Masterpiece 室内長×室内幅×室内高:1970×1550×1185mm

ボリューム感のあるインパネやユーティリティに優れるセンターコンソールを採用。SUVならではの逞しさや使い勝手のよさが両立されている。全車にHondaインターナビやマルチインフォメーション・ディスプレイが標準装備されるなど、内容も充実。

リヤシート高:720mm 後席のニースペースは約270mmと極めて広く、頭上空間も約120mmと、かなりゆとりがある。
フロントシート高:690〜760mm 「Masterpiece」は本革シートを採用。座り心地にはカチッとした硬質感があり、全体的には重厚な高級感ともいえるムードが漂う。


フォレスター X-BREAK 室内長×室内幅×室内高:2110×1545×1270mm

水平基調で左右対称なインパネデザインはスバルの伝統芸。メーターとダッシュボードの中央にマルチディスプレイを備え、アイサイトなどの機能表示に対応する。フルオートエアコンは全車標準装備だが、ナビゲーションは販売店オプションとして設定。

リヤシート高:720mm 後席スペースは膝前が約230mm、頭上が約130mmと広い。
フロントシート高:650〜700mm 「X-BREAK」は先勝の撥水ファブリック/合成皮革のコンビシートを採用。レッドオレンジのステッチが特徴だ。前席だけでなく後席にもシートヒーターが標準装備される。


CR-V EX・Masterpiece

通常時:高さ840mm 奥行き960mm

後席格納時:最小幅1010mm 最大奥行き1920mm

開口高が低く、フロアも低い位置にあるのが特徴。ガソリン車の場合は高さ調整可能なフロアボードを下段にセットすると、荷室天地高が拡大する。上段にセットすると写真のように荷室フロアはフラットになる。後席は荷室側レバーでも格納できる。

フォレスター X-BREAK

通常時:高さ810mm 奥行き910mm

後席格納時:最小幅 1060mm 最大奥行き1880mm

縦にも横にも広い開口部とフロアを実現。「X-BREAK」には撥水カーゴフロアボードも標準装備される。ラゲッジスムーザー機能付きのため、重い荷物でも手軽に載せ降ろしできる。6対4分割可倒式の後席は、荷室のレバーで簡単に格納することができる。
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