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マツダ期待の新型Mazda3のエンジンラインアップ。頂点はSKYACTIV-Xだが、ヒエラルキーはどうなりそうか?


大注目の新型Mazda3(今回から日本名もMazda3となりアクセラの名前は名乗らない)。日本でも今年度内には発売されるはず。北米でのエンジン&トランスミッションの組み合わせはすでに発表されている。パワートレーンを少し考えてみよう。


新型Mazda3(マツダ3=アクセラ) SKYACTIV-Xだけじゃない。注目の技術は?発表されたスペックをまとめてみると……


SKYACTIV-X搭載の「新型マツダ3」LAショーでついに登場! パワートレーンはXを含む5種類

 新型Mazda3で公表されているスペックは次の通りだ

エンジン:


SKYACTIV-G 1.5


SKYACTIV-G 2.0


SKYACTIV-G 2.5


SKYACTIV-D 1.8


SKYACTIV-X


トランスミッション:6速AT/6速MT


サスペンション:Fマクファーソンストラット Rトーションビーム


ステアリング形式:ラック&ピニオン(電動パワーアシスト付)


ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク/ディスク


タイヤ:205/60R16、215/45R18

注目はエンジンで、上にあるとおり


SKYACTIV-G 1.5


SKYACTIV-G 2.0


SKYACTIV-G 2.5


SKYACTIV-D 1.8


SKYACTIV-X




の5種類のエンジンを設定する。


 このうち、エントリーモデルは、当然1.5ℓのSKYACTIV-G 1.5を積むはずだ。




 ここで、この5種類のエンジンのスペックをざっとまとめてみよう。




SKYACTIV-G1.5(アクセラ)


111ps(82kW)/6000rpm


144Nm/3500rpm






SKYACTIV-G1.5(ロードスター)


132ps(97kW)/7000rpm


152Nm/4500rpm




SKYACTIV-G2.0(CX-5)


156ps(115kW)/6000rpm


199Nm/4000rpm




SKYACTIV-G2.0(ロードスター)


184ps(135kW)/7000rpm


205Nm/4000rpm




SKYACTIV-G2.5(CX-5)


188ps(138kW)/6000rpm


250Nm/4000rpm




CX-3


SKYACTIV-D1.8


116ps(85kW)/4000rpm


270Nm/1600-2600rpm




SKYACTIV-X(当初の目標値)


190ps(140kW)


230Nm




 となっている。


 G1.5とG2.0は、最新スペックを搭載しているのが、縦置きエンジンのロードスターになるが、おそらく、Mazda3ではロードスター搭載のものと従来の横置きエンジンのスペックの中間くらいのスペックのエンジンを搭載してくると予想する。




SKYACTIV-G1.5で


120ps/150Nm


程度だろうか。




 パワースペックだけ見ると、おそらくトップグレードとなるSKYACTIV-XエンジンはパワーでG2.5とほぼ同じ、トルクではG2.5にもD1.8にも足りないスペックになってしまう。どんなに燃費性能が優れていても、パワー&トルクが足りないのでは、北米でも日本でも欧州でも売れないだろう。それを補うのが24Vのマイルドハイブリッドシステムなのだろう。

SKYACTIV-Xエンジン


新型Mazda3が積むSKYACTIV-Xエンジンの「M Hybrid」は24Vシステム! なぜ48Vではなく24Vなのか?

 システム出力はおそらく200ps/300Nm並、少なくともスタート/加速性能はそれを同等以上であることが求められるだろう。

SKYACTIV-D1.8

 次は、D1.8とG2.5の比較だ。


SKYACTIV-G2.5(CX-5)


188ps(138kW)/6000rpm


250Nm/4000rpm




CX-3


SKYACTIV-D1.8


116ps(85kW)/4000rpm


270Nm/1600-2600rpm




 ということになるが、もちろん価格はD1.8が高くなるはずだ。燃費性能もD1.8が上回るだろう。


排気量258ccアップ。マツダCX-3が積むSKYACTIV-D1.8はなぜ排気量を大きくしたのか?

SKYACTIV-G2.5 気筒休止機構が付く

SKYACTIV-G2.5はもちろん直噴システムを搭載。トップではなくサイドから燃料を噴く。

気筒休止機構(右が気筒休止状態。ロストモーションでバルブが開いていない)


マツダの気筒休止システム:モーターファンフェスタ2018

 となると、編集部予想では


トップグレードは、SKYACTIV-X搭載モデル


トルクと燃費重視だと、SKYACTIV-X搭載モデル


ガソリンらしい伸びやかさとパワーなら、SKYACTIV-G2.5搭載モデル


標準モデルが、SKYACTIV-G2.0搭載モデル


エントリーモデルが、SKYACTIV-G1.5搭載モデル


ということになると予想する。


 価格の順番もこの順番なのではないだろうか。

これがSKYACTIV-G2.5T。パワースペック的にはこれが最強か。

 Mazda3には設定がないが、


SKYACTIV-G2.5T


230ps(169kW)/4250rpm


420Nm/2000rpm


 という隠し球もまだマツダは持っている。


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