LAショーでベールを脱いだ992型911。見た目にはそれまでの流れを踏襲しているが、その中身は大いに変わっている。そのパフォーマンスを先代となる991Ⅱ型と較べてみよう。

992型911カレラS〈カレラ4S〉 最高出力:450ps/6500rpm 最大トルク:530Nm/2300-5000rpm 車両重量(DIN):1515kg〈1565kg〉 0-100km/h加速:3.5秒〈3.4秒〉 最高速:308km/h〈306km/h〉

992型911カレラ4S

991Ⅱ型911カレラS〈カレラ4S〉 最高出力:420ps/6500rpm 最大トルク:500Nm/1700-5000rpm 車両重量(DIN):1460kg〈1510kg〉 0-100km/h加速:3.9秒〈3.8秒〉※ともにスポーツクロノパッケージ 最高速:306km/h〈303km/h〉

991Ⅱ型911カレラS

加速と最高速は……

992型911カレラ4S

 最新の992型911はカレラSもカレラ4Sもエンジンスペックは同じ。最高出力が30ps、最大トルクが30Nm高められた。450psとか530Nmは、ひと昔前ならスーパーカーの数字だ。今でも絶対的には高いが、911のターボグレードなどでなくても、そのくらいの数字をたたき出す時代なのである。なお発生回転数は、出力は現状維持だが、トルクは低回転側の回転数が600rpm高まった。

 

 

 車両重量はカレラS、カレラ4Sともに55kg増加したが、それでも0-100km/h加速で0.4秒短縮するという驚異的な性能向上を示している。さらに最高速もカレラSが2km/h、カレラ4Sが3km/h高まっている。

991Ⅱ型911カレラ4S

 992型は先代と較べてパフォーマンスはかなり向上しているが、これはインジェクションプロセスの改善、レイアウトが改められたターボチャージャー、新吸気冷却システムなどの3.0ℓ水平対向6気筒ターボエンジンの改良もあるが、新開発された8速DCTの効果も大きいだろう。このあたりの技術詳細は判明次第、続報を送りたい。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 8代目911は先代と較べてどれだけ速くなった? 0-100km/h加速と最高速は?