メルセデスAMGは、GT3やGT4規格などのモータースポーツ活動を通じて得たノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ「AMG GT R PRO」を発表し、LAショーで一般に公開した。最新のメルセデスAMGテクノロジーが盛り込まれている。
0-100km/h 3.6秒、最高速 318km/h
AMGバケットシートはカーボン製
メルセデスAMG GT R PROは、エンジンの出力アップに対応すべく新設計のサスペンションを投入。また、エアロダイナミクスのファインチューニングによって強大なダウンフォースを得ている。
AMGバケットシートはカーボン製、5ダブルスポークホイールは鍛造で、これらもラップタイムの短縮に貢献している。さらに「カーボンパッケージ」では、フロントスプリッター、リヤウイング、カーボンファイバーをクリアコートしたディフューザーを装備し、あらゆる箇所にメルセデスAMGのモータースポーツで得たノウハウが反映されている。
擬装を施した状態でタイムアタック
11月には、独・ニュルブルクリンク北コースでボディを擬装を施した状態でタイムアタックし、ドイツ人レーシングドライバーのマロ・エンゲルが7分4秒632をマークした。
その模様は、YouTubeで公開されている。