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スイフト・スポーツ用 BLITZ BOLT ON TURBO SYSTEM


発売から1年を越え、チューニングベースとしての人気を不動のものにしつつある現行ZC33S型スイフトスポーツ。1000kgを切る軽量ボディに1.4ℓターボエンジンの走りはボーイズレーサーと呼ぶのにふさわしい軽快なものだが、さらなるパワーアップを望む声も徐々に高まってきている。そんな期待に応えるべく、ブリッツがリリース開始したのが“ボルトオンターボシステム”だ。

問 ブリッツ ☎0422-60-2277 http://www.blitz.co.jp

 コンセプトは周辺パーツの変更や加工を一切必要としない完全な純正置き換えタイプにタービンで、ブーストアップ+αのパワーを獲得すること。そのために開発されたのが、3544SWTー200Vタービン。純正同様のMHI製をベースに専用コンプレッサーとタービンホイールを組み込むことで、低中速域のトルクを落とすことなく、高回転域のパワーの伸びを獲得できるのが特徴となっている。




 デモカーでは燃料インジェクターやポンプはノーマルのまま最大ブースト圧1.3kgの設定で最高出力183・6ps、最大トルク29・3kgmを達成。タービン風量にはまだ余力があるので、燃料系の容量アップ次第でさらなるパワーアップも望めるという。




 そしてボルトオンターボシステムのポテンシャルを引き出すために欠かせないのが、ブリッツオリジナルセッティングの“チューニングECU”。タービン特性に合わせて燃料、点火、バルブタイミング、ブーストの最適化のほか、速度やエンジン回転、クルーズコントロールリミットの引き上げも図られているのだ。




 ボルトオンターボシステムとチューニングECUのリリースにより、ブリッツのZC33Sチューニングメニューの充実度は大きくアップ。お手軽電子パーツ“パワスロ”を手始めに、ノーマルタービン+チューニングECU、さらにボルトオンターボシステムと、好みや走りのステージに合わせたステップアップチューニングが楽しめるようになったのだ。

ノーマルタービンとボルトオンターボシステムを比較したパワーチェックグラフ。2000rpm付近の立ち上がりは優れるものの3500rpm付近ですでに頭打ちとなるノーマルに対し、ブリッツ製は2500rpm以上の全域でパワー、トルクとも高回転に向けて伸び続け、大きな差を生み出しているのがわかる。
3544SWTー200V専用サイズのコンプレッサー&タービンホイールの採用により、高効率な過給特性を実現。専用データのチューニングECUトのセットで、低速トルクと高回転のパワフルさを獲得できる。また、アクチュエーターのロッド部にはターンバックル式の調整機能を装備。


純正タービン仕様にも バッチリ対応するECUも発売!!

市街地やサーキットで培った豊富なノウハウを注ぎ込み、ZC33Sのポテンシャルをフルに発揮させる“チューニングECU”。純正ECUの各種機能やフェイルセーフは残しながら、燃料や点火、バルタイ、ブーストマップを最適化。速度や回転、クルーズコントロールリミットの引き上げも図られている。純正タービン対応のMT、AT用あり。ボルトオンターボシステム装着時のデータ変更は無料にて対応する。グラフはNA吸排気チューンの車両でのECU交換の差を示したもの。

純正タービン対応のMT、AT用あり。ボルトオンターボシステム装着時のデータ変更は無料にて対応する。グラフはNA吸排気チューンの車両でのECU交換の差を示したものだ。
高いポテンシャルに注目し、登場以来パーツ開発に力を注いできたZC33Sスイフトスポーツ。好評のダンパーZZーR車高調やフルバンパータイプエアロに加えてECUやターボキットの追加で、さらに多くのユーザーの要望に対応できるようになりました。今後も魅力的なパーツの開発を続けていきますので期待していてください!(ブリッツ 小林さん)


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