芸術やデザインの分野で高い実績を持つイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生がベントレーと共同研究を行った。2050年の英国のラグジュアリーがどうなっているか、というものだ。
ベントレーがイギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)の学生たちと未来の英国のラグジュアリー(the future of British luxury)を予測する、という共同研修を行った。
これはRCAのインテリジェント・モビリティ・プログラムでデザインを学ぶ学生たちが、今後世界がますます仮想化、デジタル化していく中で、2050年の高級車がどのようになっているのかを予測、研究するというもので、ベントレー・デザイン・チームが共同研究としてカリキュラムの指導を行ったという。
RCAの卒業生で、ベントレーのデザイン・ディレクターを務めるステファン・ジーラフはこう語った。
「私たちは、世界各地のデジタル・ネイティブの視点を使って、新しく面白い方向に我々を導く可能性のあるアイデアやコンセプトを探求しました。未来の自動車をデザインする人たちによって、このチャレンジの結果はとてもエキサイティングなものとなりました」
24人の学生から提出された作品の中で、ベントレー・デザイン・チームに特に刺激を与えた作品は4つ。これらは「2050年の英国における贅沢が意味するものとは?」という問いに対する見事な回答だと言える。自動化や持続可能性が重要となっていく世界で、ラグジュアリーとは何を意味するのかを問いかける学術研究であった、とベントレーはコメントしている。