一部の高級ブランドを除いて、セダンの人気は減少傾向だ。しかし、17年7月にフルモデルチェンジした「トヨタ・カムリ」が販売1か月間で目標の約4.8倍を達成するなど、現在でもセダンの潜在的なニーズがあることが分かる。そんな「カムリ」と価格をはじめ、ガチンコのライバルにあたる「ホンダ・アコードハイブリッド」を比べてみた。

ホンダ・アコード ハイブリッドEX

 1980年に初代モデルが登場し、全世界100ヶ国で累計1800万台以上を販売するトヨタの世界戦略車である「カムリ」。2017年7月にフルモデルチェンジし、通算で10代目となる現行型は、先代までとは打って変わって躍動的なデザインを纏い、TNGAを新採用したことで走りの良さも追求した。国内向けのパワートレーンはハイブリッドのみ。なお、直近の改良で、内外装をいっそうスポーティに仕立てた「WS」が追加された。



 一方の「アコード」は、初代モデルが登場したのは1976年で、現行型は13年に登場した9代目。16年には内外装や機能など広範囲に及ぶマイナーチェンジが行なわれた。パワートレーンはハイブリッドだが、走行用と発電用という2種類のモーターを搭載し、エンジンは高速巡航時を除いて発電用モーターを動かす役割に徹する。つまり、走行の大半をモーターが担う。



まずは、全体のサイズ比較から。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ” 全長×全幅×全高:4885×1840×1445mm ホイールベース:2825mm ミラーtoミラー:2080mm

カムリに優位性が見られるのは後席のゆとりで、ルーフラインが平坦な分、乗員の頭上空間が少し広い。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ”

全長×全幅×全高:4885×1840×1445mm

ホイールベース:2825m

車重:1580kg

エンジン:直列4気筒DOHC

排気量:2487cc

最高出力:178ps(131kW)/5700rpm

最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3600-5200rpm

トランスミッション:電気式無段変速機

駆動方式:FF

最小回転半径:5.9m

JC08モード燃費:28.4km/ℓ

車両本体価格:419万5800円

ホンダ・アコード ハイブリッドEX 全長×全幅×全高:4945×1850×1465mm ホイールベース:2775mm ミラーtoミラー:2080mm

全長が長く、ホイールベースが短いところが、アコードハイブリッドの特徴。前後オーバーハングと全幅が大きいため、最小回転半径も5.7mもしくは5.9mと、他車に比べて若干大きい。

ホンダ・アコード ハイブリッドEX

全長×全幅×全高:4945×1850×1465mm

ホイールベース:2775mm

車重:1600kg

エンジン:直列4気筒DOHC

排気量:1993cc

最高出力:145ps(107kW)/6200rpm

最大トルク:175Nm(17.8kgm)/4000rpm

トランスミッション:電動機駆動/内燃機駆動

駆動方式:FF

最小回転半径:5.9m

JC08モード燃費:30.0km/ℓ

車両本体価格:410万円

 ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ” 室内長×室内幅×室内高:2030×1535×1185mm

曲線的な非対称デザインを採用。オプティトロン2眼メーターには7.0インチカラーマルチディスプレイが組み合わされる。T-Connectナビとカラーヘッドアップディスプレイは最上級グレードのみ標準装備。

リヤシート高:570mm 後席空間は膝前が約230mm、頭上が約50mmとスペース的にはゆとりがあるが、前席下に足を通す空間は少し窮屈だ。
フロントシート高:530mm〜590mm 撮影車はスポーティなアクセントカラーが加えられた本革シートを標準装備。


ホンダ・アコード ハイブリッドEX 室内長×室内幅×室内高:2050×1595×1195mm

インパネ上段には、トリップデータやナビのルートガイダンス、死角になりやすい左車線後方の映像を映し出すLaneWatchなどに対応したセンターディスプレイを配置。Hondaインターナビ、メーターのマルチディスプレイも標準装備される。

リヤシート高:560mm 後席スペースは膝前が約220mm、頭上が約40mmで、開放感がある。
フロントシート高:530〜560mm 撮影車はプライムスムース×ソフトウィーブ仕様のスポーツコンビシートを標準装備。前席と後席左右のシートヒーターも備わる。


トヨタ・カムリG”レザーパッケージ”

奥行き1160mm 最小幅780mm

荷室側は手前ほど広く、最大幅は約1660mm。かなりワイドで大きな荷物も積みやすい。後席は6対4分割可倒式で、後席を倒した場合の最大奥行きは約2050mm。

ホンダ・アコード ハイブリッドEX

奥行き730mm 最小幅790mm

後軸上に駆動用電池とIPUを搭載するため、後席の可倒機構は非採用。奥行きは狭いが、フロア手前側の最大幅は約1370mmと余裕がある。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 トヨタ・カムリとホンダ・アコード。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?