恒例(にしようと目論む)の全開シリーズ。前回に引き続いて全開にするのは、新型ディーゼルエンジンを搭載したことがトピックのBセグメントSUV・マツダCX-3である。

 CX-3は、いわゆるデミオのSUV。しかし車高を上げてボディパーツを付与してSUV──という仕立てではないのはご覧のとおり。ディーゼルエンジンのみのスタートだったところにガソリンエンジンの搭載も始まり、そして先日新型のディーゼルエンジン「SKYACTIV-D1.8」にスイッチしたことが話題になっている。



 編集部でさっそく、その新型CX-3を借りてみた。小さなクルマとは読者の皆さんをはじめご存じだろうが、実際にどれくらいなのかを調べてみる。

全長4275 × 全幅1765 × 全高1550mm。ホイールベースは2570mm。

 まずはドアの開口寸法から。



 フロントおよびリヤドアのチェッカーにはノッチがついていて、全快に至るまでに数度の乗り越えポイントがある。欧州車のなかにはチェッカーにノッチを設けずにいずれの位置でも固定可能というものもあるが、今回のCX-3は2あるいは3ノッチ型だった。



 加えて、フロントおよびリヤドアの左右全開寸法も計測している(黒字寸法)。

 続いてフロントフードとバックドア関連。



 昨今はエンジンルームにアクセスすることも少ないだろうが、それだけに開けたらどれくらいになるのかは興味のあるところ。なお、CX-3にはボンネットダンパー(ガスあるいはオイルによって自動延伸する装置)は備わらず、ステーをかけてフードを固定する方式。示しているのは、地上からの最大寸法。



 対してバックドアの使用頻度は非常に高い。こちらはガスダンパーが備わっていて、だからこそ低い天井のときなどは「大丈夫か?」と心配になる。案外高いところまで持ち上がるので、狭いところに停めることの多い方はご注意を。外装側の最大数値と、内張側の地上高を計測した。



 加えて、前席と後席の最低地上高も測ってみた。こちらはサイドシルの下端とのクリアランス。ただし、車両後方に向かってどんどんサイドシルは持ち上がっている格好なので、どこで測るかによって数値はさまざま。ご参考程度におとどめいただければ幸いだ。

 荷室の寸法については、リヤシート使用時と折り畳んだ状態の2通りで測ってみた。定員で乗って大荷物を積み出かけるようなシーンで、果たしてどれくらいの寸法があるのか、あるいはリヤシートを使わずに荷室を最大容積として用いた場合はどれほどのものが載せられるのか。



 荷室の形状自体はスクエアで、幅は一律で100cm。ホイールハウス後方に少しだけエキストラスペースも設けられているが、ふたがされている。リヤシート使用時の奥行寸法に幅があるのは、64cmが荷室内の寸法、70cmは開口部の樹脂プレートまで含めた数値。



 リヤシートを畳んだ寸法は、センターコンソールまでの数値と、助手席をいちばん前まで送り背面を倒した状態での数値を計測した。ともに計測の始点は荷室内、カーペット部から(樹脂プレート部は含めていない)。

 開口部の寸法。幅上部は天井部材とピラー内張りとの切替部分、中部はトノカバーの受け部分、下部はディンプルが施された保護カバーの寸法を計測した。荷室高さは天井から鉛直方向の数字。

 CX-3の荷室は二段構造になっていて、ボードを載せることで開口部との段差をなくしている。ボードを除くと一段低い荷室が現れて、こちらもスクエアな形状で使いやすい印象だ。



 開口部高さは、保護樹脂カバーからの地上口を計測している。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 マツダCX-3を測って測って測りまくる。高さは? トランクは?