オーストリア赤十字とランドローバーの特別車両製作チームSVOが共同開発したディスカバリー緊急車両が完成した。高性能なドローンや4基のラジオアンテナを搭載する移動指揮所としての役割も担っているという。

PHOTO◎Jaguar Land Rover Limited

 オーストリアの赤十字のために開発中だったディスカバリーベースの緊急車両がついに完成した。2017年にランドローバーのカスタム部門SVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)とオーストリア赤十字と共同で展開していた「プロジェクト・ヒーローコンセプト」が、18ヶ月の開発期間を経て、ついに日の目を見ることになった。

 特別に設計されたディスカバリーには高度な8ローターのドローンを車内に搭載している。ドローンに取り付けられた長距離赤外線カメラは440m先の人間も識別することが可能だという。

 

 また緊急時に赤十字のスタッフ同士の連携体制を強化するため、4つのラジオアンテナや360度の照明が取り付けられ、24時間体制での出動にも対応した車両となっている。

ドローンに搭載される直距離赤外線カメラにより440m先の人間も認識可能だ。

 ちなみに搭載されるエンジンは3.0LのTD6エンジンとなる。ランドローバーならではの悪路走破性を備えた特別な緊急車両、オーストリア赤十字災害対応チームにとってこれ以上ない強力な助っ人になるに違いない。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 高度なドローンも搭載するランドローバー・ディスカバリーのオーストリア赤十字仕様車が完成!