ベスパ乗りにとって年に一度の特別な日、それがVWD(ベスパワールドデイズ)だ。今年はVWD2018として北アイルランド・ベルファストで開催されたのだが、その開催報告が手元に届いた。

REPORT●大家伝(OYA Den)

なんと37ヶ国ものベスパファンが参加

 昨年はドイツ・チェレデ開催されたVWD2017だが、今年は6月14日~17日に北アイルランド・ベルファストでVWD2018が開催された。



 VWDとはベスパワールドデイズの略で、世界中のベスパファンが待ち望んでいる年に一度のミーティングイベントのこと。毎年開催地を変え、開催地のベスパクラブがホストとなってイベントを切り盛りするというところで交流も深まるといった特色がある。全世界に12万人のクラブ員がいるベスパクラブだけに、ホストをやるクラブのクラブ内交流だけではなく、さまざまなクラブ間での国や言語を越えた交流が生まれるメリットには計り知れないものがあるのだろう。

VWD2017(昨年の模様はコチラから)




 さて、VWD2018の舞台となったベルファストにはイギリスやアイルランドからはもとより、欧州全土と地中海地域、アメリカ、インドネシア、オーストラリア、メキシコ、カナダ、中国等から合計37ヶ国/3000台オーバーの参加者が集結。この数は正式に参加受付されたものということなので、一目見てみようと集まったギャラリーまで含めれば相当な数のベスパファンがベルファーストを埋め尽くしていたことになる。



 このような盛況ぶりのVWD2018だが、参加者たちを喜ばせたのが北アイルランドを象徴するルートで行われたパレードだという。緑豊かな野原と素晴らしい景観のコーズウェイ・コーストに沿ったルートとのことだが、3000台超の圧巻の光景だったことと、道中で地元の人々が拍手で出迎えるといった一幕もあったのだそう。



 最終日には各種表彰も行われ、パレードに参加した1951年式ダグラスベスパが「最も古くて最も貴重な車両の賞」を受賞。「ベスパトロフィー」に関してはベスパクラブ・モルチャーノ・ディ・ロマーニャ&ベスパクラブ・ベローナのイタリア勢が1位と2位、3位はベルギーのベスパクラブ・オステンドとなった。

 またベスパクラブ・キプロスのプレジデントとベスパクラブ・オステンドのプレジデントには「特別賞」が与えられ、「ソロ・ベスパ・ドライバー賞」は、ベルファーストへの到着に6000km以上を旅してやって来たベスパクラブ・プラハの女性が受賞という結果になった。



 最後に2019年開催地がハンガリーであるとの発表もされ、全てのメニューを消化したVWD2018はその幕を閉じた。来年は、ハンガリーを埋め尽くす程多くのベスパファンがVWD2019に参加するハズだ。なぜならベスパファンにとって、国境も言語もあまり関係ないのだから。「ベスパが好き」というだけで集まれる、そんな関係性が少し羨ましく思えてならない。









情報提供元:MotorFan
記事名:「 人口密度ならぬベスパ密度世界一!? 3000台集まるイベント「VWD2018 in Belfast!!」