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日産&オーテック、福祉車両でも「出かけることの歓び」を表現~ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2018


ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド(ヨッテク)2018が7月20日(金)、21日(土)にパシフィコ横浜にて、開催されました。


ヨッテクは、「探しに行こう! 暮らしに活きるリハビリテーション」をサブタイトルに実施。「移動」「暮らし」「プラスワン」を2013年に掲げてリニューアル。3年サイクルでテーマに沿った企画を展開しており、2018年は「暮らしを彩るプラスワン」を全体テーマとしての開催となりました。


クルマ関連の出展は4つ。各ブースから、注目の4台をピックアップして紹介します。

日産車の福祉車両、ライフケアビークルの製作をおこなっているオーテックの手による架装されたのが「アドベンチャーログキャビン」。




4月14日(土)、15日(日)にTRC東京流通センターで開催されたキッズフェスタ2018で初登場、その後、インテック大阪で開催されたバリアフリー2018、ポートメッセなごやでのウェルフェア2018に引き続いて4回めの登場となります。

出かけることの歓びを表現 〜アドベンチャーログキャビン〜

セレナ チェアキャブ スロープタイプをベースに、ボディのボンネットやルーフをブラックにラッピング、タイヤをオフロード系の銘柄に変更するなどのパーツ追加で架装がほどこされていました。ルーフにもラックがセットされ、サイドデカールなども雰囲気が出ています。




いずれも、必要かと言われると、必ずしも必要ではないアイテムの追加ながら「出かけることの歓びを表現」したというコンセプトは頷けるもの。




その出かける性能をベース車両のセレナ チェアキャブ スロープタイプとして見てみると、新型セレナがベースとなってから、ユーザーによっては非常にメリットを感じるレイアウトになっています。

車いすは、セカンドシートの助手席側にレイアウト。その位置が、従来よりもかなり前進しています。これによって、運転席から車いす利用者へのケアが、以前のモデルよりも行える可能性が広がったと言えます。 たとえば吸引作業などが、従来車だと不可能だったケースでも、新型のレイアウトならば可能になるかもしれません。

写真では、助手席が前方にスライドしてあります。ドライバーのほかに介助人がいれば、運転席後ろのセカンドシートでしょうから、このレイアウトも現実的な使い方の範囲。




最近、いずれのメーカーもこういった進化が著しいので、最新仕様のチェックはかかせません。




それだけに、今後のリクエストとしては、運転席のシートレールをもっと後方に延ばしてもらって、停車時にはドライバーがセカンドシートの直近まで座ったまま移動できると、車いす利用者がリクライニング状態の場合でも使えるように幅が広がってくれるかもとも。レール延長が運転上、危険であるなら、シフトレバーがパーキングに入っているときのみ、もしくはシートレールの延長分へは追加のレバー操作などが必要等の追加があっても、可能になるとユーザービリティがさらに向上しそうです。

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