台湾が日本より進んでると感じることが多々あります。
路上の駐車枠への駐車規則もそのひとつ。
日本では路上の駐車枠の場合、パーキングメーターにお金を入れたり、パーキングチケットを購入して車内に貼ったりしますが、いずれも1時間まで。
ところが台湾では1時間以上停めても違反にはならず、停めた時間分だけを請求されるというシクミなんです。
時間をオーバーしたら取締りの対象になる日本とは優しさが違います。
台湾にも日本のような駐車枠があります。
でも、パーキングチケットの券売機や、お金を投入するような機械が見当たりません。
しょうがなくクルマを停めておくと、いつのまにかチケットのようなものが貼られます。
一見、駐車違反キップのようでビックリしますが、じつはこれ、駐車枠を巡回している専門のスタッフが、駐車していた時間から料金を算出して貼っていく、いわば請求書のようなものなんです。
支払い方法も簡単で、このチケットをコンビニに持っていって料金を支払えばOK。料金もリーズナブルだし、なにより罰則じゃないところが台湾の優しさを感じちゃいます。
詳細を見てみると、17時9分に最初のチェックが行われていて、金額は10台湾ドル(約40円)となっています。
次に17時40分。ちょうど30分くらい経ったころに追加請求が行われ、18時40分までの約1時間30分で40台湾ドル(約160円)が請求されています。
その他、請求日時、請求場所、ナンバー、請求したスタッフの番号なども記載されています。
日本のように駐車禁止を取り締まるスタッフを巡回させるのも、駐停車禁止場所では有効ですが、せめて駐車枠内での駐車については、このようなシステムを導入してはどうかと、ついつい思わずにはいられませんでした。