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NTNのハイブリッド街路灯、福島へ


NTNは、創業100周年事業における地域社会との共生に向けた施策のひとつとして、風と太陽光を利用して発電する「NTNハイブリッド街路灯」を福島県に3基寄贈した。

3月1日に創業100周年を迎え、これまで地域の方々から得た支援に対する感謝と、これからも地域と共に歩んでいくという思いを込め、国内5地域に計17基の「NTNハイブリッド街路灯」の寄贈を行っているNTN。福島県では、NTNの自然エネルギー商品のひとつである「NTNマイクロ水車」の開発において、県内の農業用水路で実証試験を行うなど、地元から多大な支援と協力を仰いでいる。




寄贈式は4月11日に福島県庁で行われ、畠副知事へNTNの井上代表取締役副社長より目録を贈呈。畠副知事は「設置いただいた福島空港公園の利用者の利便性向上や再生可能エネルギー普及の啓蒙に大切に使わせていただきます」と語った。




今回寄贈した「NTNハイブリッド街路灯」は、福島空港の北西部に位置する福島空港公園の緑のスポーツエリアの正門前をはじめ3カ所に設置。福島空港公園の緑のスポーツエリアは、テニスコートや野外活動広場を備え、多くの来園者によって賑わう場所で、寄贈した3基は施設内の防災照明灯や非常用電源として活用されていく予定だ。

【NTNハイブリッド街路灯】


風力と太陽光の2つの自然エネルギーで発電した電力をバッテリーに充電し、夜間にLED照明を点灯。独自の翼形状を持つ垂直軸風車の採用により、風切り音の発生を抑え、高い静粛性を特徴とするため、公園や学校などの公共施設や商業施設など地域社会に密着した場所での設置が可能。付属バッテリーは満充電状態で5日間分の照明用電力を賄い、独立電源型であるため災害時や停電時は非常用電源としても使用可能だ。

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