スズキは2月9日、昨年12月にフルモデルチェンジした背高軽ワゴン「スペーシア」に福祉車両「車いす移動車」を追加。同日より販売開始した。
ワンアクションで簡単に開閉できるテールゲート一体型スロープを採用したほか、車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチと、ワイヤレスリモコンを全車に標準装備。電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とし、介助者の負担を軽減している。
また、車いす乗員用の3点式シートベルトと手すりを標準装備。さらに、車いすを固定ベルトでしっかり4点固定できるようにし、走行時の安定感を確保した。
安全装備についてはベース車と同様、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート（DSBS）」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム／ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストを標準装備している。
いずれもNAエンジン・FF・CVT車で、設定グレードおよび価格は下記の通り。
・ハイブリッドGリヤシート無車…1,565,000円
・ハイブリッドGリヤシート付車…1,600,000円
・ハイブリッドXリヤシート付車…1,737,000円
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また、軽1BOX「エブリイワゴン」の「車いす移動車」に、左側スライドドアの開閉に連動して作動し、リヤステップとの段差を少なくすることで乗り降りがスムーズに行える「電動オートステップ装着車」を、新たにメーカーオプション設定した。価格はFR車が1,937,000円、4WD車が2,057,000円。
大谷翔平・野球ニュース