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ブラザー工業:燃料電池市場に新規参入


ブラザー工業は、燃料電池市場に正式参入し、出力4.4キロワットの燃料電池「BFC4-5000-DC380V」を受注開始する。

2015年のパリ協定締結後、世界では温室効果ガス排出の削減といった低炭素社会にとどまらず、温室効果ガス排出ゼロを目指すというCO2フリー社会の実現に向けて加速している。日本でも、経済産業省が再生可能なエネルギー比率を2030年度までに22~24%にする目標を掲げている。




近年、水素社会実現に向けて、 エネファームや燃料電池車などの導入が急速に進む中、ブラザーグループの燃料電池も温室効果ガスを排出しないシステムであることから、 CO2フリー社会の実現に貢献することが可能な製品と言える。企業や自治体などの非常用電源、電力と熱を供給するコージェネレーションシステム※など、 さまざまな場所で使用することが可能だ。




※ひとつのエネルギー源から、 熱と電気など複数のエネルギーを発生させること。 特に発電で生じた排熱を暖房に利用するなど、 エネルギーを効率的に利用すること。

燃料電池 BFC4-5000-DC380Vの特長

サイズ:W:860mm、 D:800mm、 H:2,115mm


重さ:620kg(オプション含む)


受注開始:2018年2月28日








1. 高い安全性 :水素を外部に漏らさない・漏れても検知して遮断・ためない3重構造の安心・安全設計


徹底的に安全性を追求した製品設計により、燃料電池の外へ水素を漏らさない。万が一、燃料電池内で水素が漏れても、水素センサーや圧力センサーで検知して水素を遮断、換気して水素をためないという3重の安全構造になっている。

気液分離+水素循環システム

2. 高い安定性 :気液分離+水素循環システムで、 3つのメリット


水素と酸素が反応すると、水と電気が発生する。ただ、燃料電池の性質上、水素の何割かは反応しきれず、反応しきれなかった水素は水と一緒に排出される。しかし、ブラザーの燃料電池は、水素と水が混在した状態から水素のみ取出し、再利用することで、より効率の良い発電が可能だ。この気液分離と水素循環システムにより、3つのメリットがある。

安定した発電

・ハイパワー


同じサイズの燃料電池と比較して、2倍の電流量を発電することが可能。


・安定した発電


災害時などでは電力が復旧するには72時間かかるといわれている。長時間にわたり安定して発電することができるため、非常用電源として有効。


・応答の速さ(高い負荷追従性)


電力消費の高いモーターなどを稼働し、急激に電力消費量があがった場合でも、蓄電池不要で素早く応答し、電力を供給することが可能。



IoT対応

3. IoTへの対応 :ネットワーク接続で、 モニタリングが可能


IoTを使ったモニタリングサービスにより、遠隔地から燃料状況や発電状況を把握することができるため、IoTが導入されていない既存の発電機と比べ、維持・管理の負担を軽減できる。

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