2月初旬、放火されたと思われる新型オービスのニュースを当WEBでお伝えしたが、ある筋によると「損傷の仕方を見ると、放火ではなく内部バッテリーの発火によるものではないか」という意見もあった。設置位置を考えれば悪戯とは考えにくい面もあったからだ。ところが、埼玉県警に問い合わせてみたところ、やはり放火だったことが判明した!?
以前にも国道43号線精道町のオービスが放火された事例はあるし、これまた国道43号線のループコイルオービスにいったてはまるごと盗まれちゃったこともあるだけに、放火を疑わなかったが、果たして3mもの頭上にあるオービスにどうやって放火したのかという疑問が残っていたことも確かだ。
そこで浮上したのがスマートホンでもおなじみの内部バッテリーの発火によるものではないかということ。主電源は外部からとっているものの、データのバックアップなどで内部バッテリーは不可欠だけに、可能性がないわけじゃない。状況的にこっちのほうがつじつまがあうってものだ。
が、もしバッテリーの仕業だとしたら、今後のセンシスSSSの導入に暗雲が立ちこめるということ。警察の生活道路での速度取り締まり方針にけちがついてしまうからだ。
ところが、実際に埼玉県警交通指導課に問い合わせてみたところ、「くわしくは言えないが、内部的な理由ではなく、外部からの放火です」とのこと。
ちなみにこの受難オービス、現在は黒いカバーで覆われ、完全に稼働停止中だとか。
果たして警察の取り締まりに対する意趣返しなのか、それとも通りがかりの出来心による悪戯なのか。情報が入り次第、報告します!