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新型ニンジャ250 2108 “即” 試乗 !? 勢力図を塗り替えるスポーツ性!!


Z900RSの登場で話題の“東京モーターショー・カワサキブース”だが、絶対見逃せないのがNinja250のフルモデルチェンジ。CBR250RRを超えるパワー、驚異的な軽さ、スポーティなディメンションとデザイン、それでいてしっくりくるポジション。250スーパースポーツの勢力図を塗り替える完成度の新型に、試乗してみたっす。

見た目的にもスペック的にも高まったスポーツ性。発売は2018年春になる模様。

東京モーターショーのカワサキブースで話題沸騰だった「Zシリーズ」の最新モデル「Z900RS」。しかし、それよりも筆者の目を惹いたのは、いま若者を中心に人気となっている250スーパースポーツ「Ninja250」のフルモデルチェンジだ。デビューから10年を迎え、新型からコンポーネントを共有することとなったNinja400とともに姿を現した、その衝撃とも言える刷新内容を、まずはザっとまとめてみた。

◎2013年以来、2度目のフルモデルチェンジでエンジンもフレームも完全新設計。


◎存在感が際立つ、エッジの効いたスポーティなデザイン。


◎LEDヘッドライトの採用(両側がポジション。ローで外側2灯、ハイで全灯)。


◎剛性を高めながらも車重は約7kgの軽量化。


◎キャスター角を24.7度(現行モデルは26度)に変更して高まったスポーツ性。


◎ホイールベースを40mm短縮(現行モデルは1410mmなので1370mm)。


◎フロントフォークをφ41に大径化(現行モデルはφ37)。


◎スロットルボディをφ32に大口径化(現行モデルはφ28)し、ダウンドラフト化。


◎39ps×12500rpm(7psアップ)の最高出力はクラストップ(現在はCBR250RRの38ps)。


◎スリッパ―クラッチをφ125に小径化(現行モデルはφ139)し操作性を軽く。

もうね、打つのが大変。もはやブランニューと言っても過言ではないほどの刷新内容だ。


こうやって見ると、圧倒的に高められたのはスポーツ性。明らかに250スーパースポーツのライバルを意識した内容で、見た目的にもスペック的にも、問答無用で大ヒットの匂いがプンプン漂ってくる。あとは値段次第ってところだろう(ちなみに発売は来春)。




さて、興奮して前置きが長くなってしまったが、早速乗ってみる……。



ステップに足を掛け、「エイッ」とシートに腰を下ろす。


東京モーターショーの会場で、来場者とともに展示モデルの列に並び、勝手に“試乗”した “インプレッション”をここからはお伝えする。ん?走ったのかと思ったって? うん、それはまだ無理。でも、俺は決して嘘をついたわけじゃない。試乗、つまり跨った感想をガッツリレポートしようと思っただけだ。それでも、この新型の凄さはすぐさま体感できる。

跨ってみて驚いたのは、まずその足着き性。地面にめり込むんじゃないかってほど、ベタっと両足が地面に着く(筆者の身長は175cm)。これは女性ユーザーも多いNinja250にとって、すごく大事なポイントだろう。大事なことだから2回言っておこう。足着きサイコー!


そしてシートは快適性を高めるために40mm厚みが増している。これはロングツーリングへの対応力の高さを示しているが、まさにその通り。スーパースポーツながらもホワっとお尻に優しいクッション性は座れば即納得、とても優しい。それなのに、シート高は790mmと、現行モデルより10mm増し程度(現行780mm)で、さらにシート前端部の幅を15mm狭め、足着き性を高めているという。どうりで足が短くなったんじゃないかと思うほど、足が着くわけだ。こういうアプローチ、とても大事。

そして、現行モデルはライバルと比較して大柄だったこともあり、ハンドルが若干遠く感じられたのだが、それも見事に刷新(改善?)されている。スッと馴染むようなライディングポジション。ハンドル位置は現行モデルよりも高めに設定され、とにかくナチュラルだ。スポーティさという点ではCBR250RRなどよりも扱いやすさを求めた傾向にあると思われるが、フューエルタンクが高くなったこともあり、ライダーが跨った時の一体感がものすごく増している。また、両ステップに足を置き、ニーグリップしてみると、コンパクトながらも窮屈さは一切なく、誰もが快適に感じるであろうしっくり感がある。これ、あえて言うならYZF-R25に近い感じ。あの跨ってすぐ分かるイイモノ感が新型にはある。

さて、跨っただけの分際で色々と書いてみたわけだが、実走行での印象は、また大きく違ってくるうのかもしれない。それでも、ただ跨っただけで、今までとはまるで別物の高いスポーツ性を感じさせてくれる完成度が新型Ninja250には備わっている。これ、走ったらどうなっちゃうのか。CBR250RRで行きついた感のある250スーパースポーツだが、さらなるその先を期待せずにはいられない。それほどにこのマシンが持つ期待値は大きい。

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