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【東京モーターショー詳報】コンセプトカー「DN COMPAGNO」


ダイハツ工業は未来のラインアップを想起させるコンセプトカー5台を展示した。軽自動車2台、小型車3台のそれぞれはターゲットユーザーを明確にしたクルマたち。詳細に眺めてみた。

DN COMPAGNO(ディーエヌ コンパーノ)は4ドアクーペスタイルの小型車。1ℓターボが先にアナウンスされているが、1.2ℓハイブリッドもパワートレーンとして想定している。

全長4200×全幅1695×全高1400mm、タイヤサイズは215/40R18。案外大きなクルマなのである。4名乗車。1963年に発売した「コンパーノ」の名称を用いて、ぜいたくなクルマ生活を過ごせるような提案である。参考までに、会場に飾られていた1964年式コンパーノは、3800×1445×1410mmという寸法。

ドアは4枚。ファストバックのようなデザインでリヤハッチが設けられそうだが、どうやらセダンタイプの模様。前後のドアはともに前ヒンジで、フロントドアにはプッシュオープン式のハンドルが備わる。説明員がそっとドアを閉めるのはショーモデルで乱暴に扱うと壊れてしまうからかと思ったら、オートクロージャー付き。半ドア状態から吸い込まれるようにしてドアは閉まっていった。




リヤドアのハンドルはCピラー内蔵型。開場前のプレスリリースで「4ドアクーペ」と記載しているのを「2ドアだろコレ」と見間違うくらいのデザインである。ルーフアーチは銀色に塗られ、ボディにキャビンがポンと載せられているようなイメージ。Cピラー根元には「Compagno」のエンブレムが備わる。サイドミラーはカメラ式の超小型。2016年6月には日本国内でもカメラ+モニター式のサイドカメラが認可されていて、本車に限らず実現するといろいろ可能性が広がりそうなデバイスである。

ボディサイドに回ると、もはや鋭角といっても差し支えないプレスラインが印象的。これはフロントランプの造形からボディサイドを前後に貫き、テールランプのフィンテールデザインに続いている。

ステアリングホイールのサムレスト部にはロータリコマンダらしきスイッチが備わる。眼前のメータは丸形2つの、左速度計/右回転計のオーソドックスな配置ながら、センターのインフォメーションディスプレイと空調パネルには全面タッチ式らしきデザイン、その間にトグル型の物理スイッチが並んでいる。シフトセレクターはストレートゲート式。また、シャッター式のエアベントが格好いい。

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