ちょっと聞いたのこともある”デザイナーズナイト”。これは今回のフランクフルトショーでも開催された。なんだかエキサイティングな響きだが、その秘密にスポットを当ててみよう。

生演奏も行なわれた、オートモーティブデザイナーズナイト。夜になるほどの参加者は増えて行く。

たまにモーターショーなどで、デザイナーたちが「デザイナーズナイトに出席した」という話が出ることがあると思う。これはデザイナーたちの間では常識なのだが、あまり多く知られていないイベントだ。



現在、東京モーターショー、フランクフルトモーターショー、パリサロンなどで開催されているもので、プレスデーの初日の夜に行なわれることが多い。



このイベントが最初に開催されたのは、1995年の東京モーターショー。デザイナーは学生時代からの顔見知りが多いのだが、企業に入ってしまうとなかなか会う機会がないということから、世界で活躍するデザイナーがモーターショーでは同じ場所にいるのだから、みんなで会える場を作ろうということで始まったもの。デザイナーの伊藤邦久さんなどの意見から生まれ、CARSTYLING、NAVI、そしてAXISなど雑誌が主催となって、自動車メーカー、デザイン関連企業の協賛によって実施されるものだ。



実は出身大学が同じだったりして、懐かしい顔に会えるというのもデザイナーにとっての楽しみ。

とりわけこのイベントは好評で、日本だけでなく世界の自動車メーカーのデザイン部長などの重鎮たちも顔をそろえる。今回のフランンクフルトショーでも、会場の一角で開催されその盛り上がりぶりは写真でご確認いただきたい。



ギリギリまで根を詰めて仕上がったコンセプトカーやニューモデル、それらの品評の場でもあり、皆ホッと一息抜きに来られるのもデザイナーズナイトが人気を得ているところだ。

もちろん会社同士の機密がここで流出することは一切なく、しっかりとした大人同士のイベントとなっている。だからこそ20年以上も継続できている伝統のイベントでもある。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 フランクフルトモーターショー2017 オートモーティブデザイナーズナイトって何?