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【フォトレポート】東武鉄道、C11形蒸気機関車の復元作業を報道陣に公開


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東武鉄道は、2017年8月10日より約半世紀ぶりにSL復活運転を実施しているが、事業の目的の1つに「鉄道産業文化遺産の保存と活用」を掲げている。

日本鉄道保存協会より東武博物館が譲り受けたC11形蒸気機関車の動態保存を目的とした復元に取り組むため2機目となる蒸気機関車を受け入れ、復元に着手、南栗橋車両管区において復元作業を報道陣に公開した。

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復元作業は下回りの動輪などを車体と分離し、SL検修庫のクレーンで吊り上げた車体を架台に移す。

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車体を分離し、車体を吊り上げる作業が進められた。

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SL検修庫のクレーンで車体の重量約10トンを吊り上げていく。

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車体を架台に移して作業は約1時間で完了した。

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鉄の不足時に作られた製造時期であるため、取り外した部品は素材がどのような形で使用されたものか調査していく必要があると復元に協力するサッパボイラの担当者はいう。

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復元するC11形蒸気機関車は1947年に江若鉄道の発注により日本車輌製造にて製造、江若鉄道で客車をけん引したのち、1957年から北海道雄別炭礦鉄道、1970年釧路開発埠頭にて貨物列車をけん引して活躍をした。1975年廃車後、静態保存されていた。

東武鉄道で2018年11月14日に受け入れ、2019年2月12日車体解体を開始、復元作業は約1万点の部品があり、2020年冬頃の復元を予定しており、現在、4割程度の部品を取り外した形となった。

(取材協力:東武鉄道)



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