ローダウンを考えるときに一番手軽に考えられるアイテムはなんといっても
ダウンサスではないだろうか?そんなダウンサスについて今回は紹介。
ダウンサスって何?
まずはダウンサスというのはどういったものか?
ローダウン（下げる）サスペンションを略して、ダウンサスという。
ダウンサスは純正のサスペンションと入れ替えて使用し車高を下げることができるアイテムだ。
サスペンションとはスプリングともいうので、ローダウンスプリングやダウンスプリングと呼ぶこともある。
ローダウンをする場合、ダウンサス、車高調、エアサスといった選択肢が一般的だがダウンサスはこの中でコスト的に一番手軽にローダウンできるお手軽アイテム。
手軽にローダウンでき、クルマをかっこよくできるローダウンの入り口的な存在といえるかもしれない。
どれ位ローダウンできる?
手軽にローダウンできるダウンサスだが、いったいどれ位ローダウンすることができるのだろうか?
もちろんダウンサスのメーカーや車種によって異なり様々なのだが、ダウン量としては2〜4cmといったところが一般的。
がっつり落とすというのは難しいかもしれないが、少し落としたいという場合にはもってこいのパーツだ。
車高調やエアサスとの違いと注意点
ダウンサスは手軽にはじめられるアイテムではあるが、車高調やエアサスとは決定的に異なる点がある。それは装着後に車高の変更が困難だということ。
例えば4cmダウンさせたいと思いダウンサスを導入したが、3cmしかダウンしなかった場合、そのダウンサスを使ってさらに1cm落とすことは基本的には無理。（一部バネをカットできる商品もある）。
車高調やエアサスの場合は上げ下げの幅があり、その範囲で調整することが可能だが、ダウンサスの場合は、車高の調整ができないということだ。
車高に対してこだわりの調整を望む場合はダウンサスだけではなかなか難しい。
よく言われるショックのへたりや抜けは?
ダウンサスを入れると純正のショックがへたってしまったという話を聞くことがある。これはいったいどういったことか。
原因としては、純正のショックとサスペンションはバランスをもって設計されており、サスの相性でショックの可動域があるが、純正ショックとダウンサスにした場合、純正サスの可動域以上にショックが動かないといけなくなるケースが多く、このためショックの寿命が純正の場合より短くなり、へたってしまうことがある。
もちろんすべてのダウンサスで起こりうることというわけではないし、最近のダウンサスの多くは、純正ショックアブソーバーとのマッチングを考えて設計・開発されているので、導入時に販売店やメーカーのデータを参考にすることで自分のクルマに合うローダウンを目指して相談をしながらパーツ選びを進めるのがベストだ。
ダウンサスでローダウンをはじめてみては
注意したいことや検討しておきたいこともあるが、なんといっても手軽にローダウンできるダウンサス。
2〜3cm車高が下がるだけでも見た目の印象は大きく変わるのでローダウンに興味はあるけどという人は、まずはダウンサスからローダウンデビューしてみてはいかがだろうか?
[byフジモン スタイルワゴン・ドレスアップナビ]
