これすごい！ダイハツが後付けできるペダル踏み間違い発進抑制装置を販売！まずは2代目タントから！｜ダイハツ・タント

2018年12月31日 05:30:00
乗り物
ドレナビ

ダイハツが既販車を対象に開発した後付け型の誤発進抑制装置

まずは2代目タント（L375/L385）から

DAIHATSU

ダイハツ／後付け安全装備「つくつく防止」

近年、ニュースでも良く取り上げられるペダル踏み間違い事故。主に駐車場などでアクセルとブレーキを踏み間違え、ドライバーの意図しない急発進をしてしまうことで起こる事故だが、最近は衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などを標準装備しているクルマが増えたため、事故が起こる前に回避されるケースも増えてきている。が、これはあくまでも現行車など、安全装備が充実したクルマの場合。世の中に多く走っている旧モデルは状況が変わっていない。

そんな中、ダイハツが後付けの安全装置「つくつく防止」を新たに発売した。ダイハツと言えば、2012年に軽自動車で初めて衝突回避支援システム「スマートアシスト」を導入し、安全装備に力を入れるメーカーのひとつ。現行の「スマートアシストⅢ」まで、スマートアシスト装着車の累計販売台数は200万台を超える。しかし、その一方で世の中に走るダイハツ車の8割は旧型車などスマアシ非装着車であるため、購入後のお客様も含めより多くの人に、安全・安心に外出することで元気な生活を送ってほしい、交通事故による死傷者を一人でも少なくしたいとの思いから「つくつく防止」の開発に至ったそう。

つくつく防止は、クルマの前後に取り付けたソナーセンサーが、前後方３メートル以内にある障害物を検知し、運転者がアクセルペダルを強く、速く踏み込んだ場合に、システムがペダル踏み間違いと判断。コントローラーが燃料の供給をカットすることでエンジンの出力を抑制、室内に取り付けたインジケーターとブザー音により運転者に警告し、急発進を抑制する仕組みとなっている。またソナーセンサーで前後方の死角にある障害物を検知し警告する「パーキングセンサー機能」も備える。

まずは、累計販売台数の多い、２００７年１２月に発売した２代目タント（Ｌ３７５型／Ｌ３８５型）に対応した装置を発売し、その後順次対応車種を拡大させるとのこと。

価格は標準取り付け費込みで5万9508円。対象のタントに今乗っている方、ぜひ検討してみては。