ワイドボディのみになり快適装備充実へ


KDJ120W型 3.0 TX リミテッド 60thスペシャルエディション ディーゼルターボ (2006)

  • 全長×全幅×全高:4715 mm × 1875mm × 1910mm
  • 室内長×室内幅×室内高:2520mm × 1535mm × 1260mm
  • 車両重量:2060kg
  • 最低地上高:215mm
  • 最小回転半径:5.7m
  • 1KD-FTV 水冷直列4気筒DOHCターボ 2982cc
    170ps/3400rpm 35.9kgm/3400rpm

2002.10 新世代のプラドはMT廃止

02年にデビューを果たした3世代目モデルは、2世代目同様に「ニュートラディショナル4WD」をコンセプトに掲げ、これまでのカジュアルなランクルというポジションから、ラグジュアリーといった快適性を語れるモデルへと大きくステップアップを果たした。
プラットフォームは一新され、プラドに求められる快適性と走行安定性をバランスさせるために新設計となる専用高剛性フレームを採用したほか、センターデフにトルセンLSDを組み合わせたフルタイム4WD、H∞-TEMSとリア電子制御エアサスペンションを採用するなど、オフロード走破性を失うことなく、オンロードにおける操縦性と快適性をハイバランスさせるためのギミックが多く採用されている。ボディタイプは、3ドアと5ドアとなるが、ボディ幅は1種類のみ。エンジンはキャリーオーバーとなり、ガソリンがV6/3.4L、直4/2.7L、ディーゼルが3.0L直噴ターボとなる。
デザインは、ランクルらしい力強さをベースにしながら、新たに手に入れた乗り味にならうかのようなエレガントさを描いている。フロントマスクは縦構成のグリル、流れを感じさせる曲面から構成されたフォルムを特徴とし、インテリアはインパネからコンソールまで軸の通った力強さをデザイン。そのほか、セカンドシートの足下スペースの拡大、左右独立温度コントロールフルオートエアコンを標準装備するなど、新世代プラドらしい、デザインと装備内容を手に入れている。

2004.8 環境性能アップの新エンジンへ


120系最初の改良は04年に行われた。ガソリン直4エンジンを、排気量こそ同じ2.7Lながら新型となる2TR-FE型へと換装。この新しいユニットは環境性能を引き上げながらも、実用域でのトルクをしっかりと確保しており、従来ユニットからの不満を少なくしている。また、このタイミングで発表された特別仕様車TXリミテッドは、木目調パネルや本革を多用したほか、上級グレードTZ用のシート表皮をなどを採用。

2005.7 4気筒に続きV6も新型へ


続いて05年にはV6エンジンが新型の1GR-FE型(ハイオク仕様)へと換装され、さらに5速ATが組み合わされる。また、同時に特別仕様車TXリミテッドもリリースされている。このTXリミテッドは、まさに欲しい装備を網羅した特別仕様車で、そのリーズナブル感も相まって、もはや、プラドを語る上では欠かせない存在となっていた。

2007.7 ディーゼルエンジン廃止

05年の一部改良でTZグレードのディーゼルがなくなったが、続いてこの07年に国内でのディーゼル車をすべて廃止。当時の厳しい排出ガス規制に飲み込まれるカタチに。08年の一部改良では、人気オプションだったフロントバンパープロテクションも廃止となった。

■ エアサス

120系から車高調整機能付きリアエアサスペンションが登場する。
リアのみだが、最新モデルでは乗降モードとなるロー(-20mm)、オフロード走行用のハイ(+40mm)、そしてノーマルの3モードを備える。
もちろん、オートレベリング機能もある。トップグレードのみに採用されてきた装備ゆえに、これまではV6ガソリンのみだったが、現在ではディーゼルエンジンと組み合わされている。

■ ショート


120系RX

90系RX

当初はショートボディからスタートしたヨンクも、レジャーユースが高まるにつれてロングボディが人気となり、いつしかショートボディを見かけることがなくなった。現在、日本においてショートとロングをラインナップするのは三菱のパジェロのみ。プラドにおいては、日本では150系から姿を消したが、実は海外ではショートボディの販売は続いている。

 

【スタイルRVプラド】 (ドレナビ)

情報提供元:ドレナビ
記事名:「ヒストリーを学ぶ! プラドの系譜 LAND CRUISER PRADO ARCHIVES 120Series <2002〜2009>