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バカ売れの新型80系ハリアーは前型60系と何が違う!? ノーマルを徹底チェック!


## 都市型SUVのパイオニア、流麗かつ端正なフォルムに


TOYOTA/HARRIER

トヨタ/ハリアー(80系)


遂に発売された新型ハリアー。SUVブームの先駆け的存在であるハリアーのフルモデルチェンジは、既存のハリアーユーザーだけでなく、多くのクルマ好きが関心を寄せていたビッグニュース。先代60系とは何が変わったのか? 新たに装備された革新機能など、ベース車の魅力を探る。

トヨタ ハリアー 新型 80系 ノーマル インプレッション
写真は最上級グレードとなるZ“ Leather Package”。ボディカラーは新設定されたプレシャスブラックパール。光りの当たり加減によって、パールがキラッと輝く質感は、よりゴージャスな雰囲気を打ち出す。





安心、快適をサポートする先進技術を惜しみなく投入

97年にデビューして以来、“都市型プレミアムSUV”という新ジャンルを切り開いてきたトヨタ・ハリアー。


13年に販売を終えた2代目までは、レクサスRXの双子車だったが、日米双方の市場に最適化するため、3代目以降は日本専用モデルとして独立。そこから数えて初めてのフルモデルチェンジとなる。


新型のキーワードは「雅(みやび)」。視覚的な豪華さはレクサスブランドに任せ、シンプルながら、細部まで気配りの行き届いた作り込みを行うことによって、日本的“雅やか”を感じさせることを狙っている。しかも、それはハードウェアの仕立てだけに止まらず、乗り味にも反映しているのが大きなポイントだ。


例えば、操舵応答性やアクセルレスポンスが鋭いと、何か急かされているような感じがして、運転が荒くなることがある。ところが、それらが穏やかでしっとりとしていれば、気持ちに余裕ができて、いつの間にか運転も優しくなる。


新型ハリアーはそんな風に、運転しているうちに「謙譲の美徳」や「惻隠の情」といった日本的精神を思い出させ、狭い路地でのすれ違いや横断歩道で、対向車や歩行者に自然と道を譲りたくなる謙虚な気持ちを呼び起こそうというアプローチをしている。


それを支える装置のひとつが、ドライブレコーダー機能の付いたデジタルインナーミラー(「S」グレード以外に標準装備)。バックドアガラスの上部に付けたリアカメラで撮影した映像をルームミラーの液晶パネルに表示するデジタルミラー機能に加え、フロントガラスの上部にもカメラを追加。ミラーの筐体に差し込まれたマイクロSDカードに、前後カメラで撮影した動画を常時記録できる。


ドライブレコーダーの事故抑止効果のひとつが、「自分に瑕疵があっても言い逃れができないため、運転が自然と慎重になる」ということ。昔のことわざに「お天道様はお見通し」というのがあるが、そういう気持ちにさせる装備だ。


その「お天道様」の視線を加減するのが、調光パノラマルーフ。通常のガラスルーフが「シェードを開けるか閉めるか」であるのに対し、透明状態と調光状態(曇り度90%)を任意に切り替えられるようになっている。


面白いのが、その操作方法。通常のスイッチ操作に加え、音声コマンドによっても、シェードの開閉や調光状態が切り替えられる。「Z」系グレードにメーカーオプションとなるが、選択を検討したい装備だ。


プロジェクター式LEDヘッドランプ(Z、G系)



薄型で精悍な目元を作り出すヘッドライトはオートレベリング機能付きのプロジェクター仕様。2本のL字ラインは、デイランプ、クリアランスランプ、ウインカーランプを兼用。ウインカーがシーケンシャル仕様でないのが少々残念。


LEDリアコンビネーションランプ(Z、G、S系)

横一文字にデザインされたコンビネーションランプ。高い位置に配置することで、後続車へ存在を強くアピールする。Z系にはロングタイプのハイマウントスットップランプも装備。ウインカー&バックランプは、特徴的なかなり低い位置に。

ハイマウントストップランプ


テール&ストップランプ


ウインカー&バックランプ


注目の最先端装備


調光パノラマルーフ



電動シェードの開け閉めに加え、調光機能によって透過・磨りガラス状態へ切り替え可能。開放的な気分でドライブが楽しめる嬉しい装備だ。Zにのみメーカーオプションで用意される。


デジタルインターミラー



車両後方カメラの映像をインナーミラーのディスプレイに表示。切り替えレバーによって、通常モードへ簡単にチェンジできる。走行中の前後方映像をSDカードへ録画する、ドラレコ機能も備えている。



先代60系と新型80系どう変化した?


フロント



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大きく変わったヘッドライト。薄く後方に向かって釣り上がる目元がシャープで精悍。グリル下やバンパーボトムのメッキアクセが高級感も底上げする。トレードマークだった、グリル中央のワシマークがTOYOTAエンブレムに。


サイド



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ルーフからリアテールに向かって滑らかなラインを描く新型。よりクーペに近いスタイリングへと進化した印象。またフロントフェンダーからリアコンビランプをつなぐプレスラインが、サイドビューにメリハリ感を与える。


リア



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60系と80系を並べて比較すると、60系のリアビューはややボテッとしているように見える。薄型のコンビネーションランプやグラマラスなボトム周りのラインなど、ラグジュアリーな雰囲気を漂わせる。プレミアム感も大。


インテリア

新型80系ハリアー_内装


前型60系ハリアー_内装


新型80系ハリアー_内装


前型60系ハリアー_内装
先代60ハリアーの内装も高級車然とした作りだったが、より洗練度がました80系。馬の鞍をイメージした特徴的なセンターコンソールや、これまでインパネ中央に埋め込まれていたカーナビがより大型化され上部へ設置されている。80系のG/Z“ Leather Package”には、運転席&助手席にベンチレーション機能が搭載。ベタベタしがちな夏場も、背もたれと座面から出る爽やかな風で快適なドライブを楽しむことができる。



HISTORY of HARRIER



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data-image-title="155391" data-image-description="初代(10系) 1997年~2003年/SUV+ 高級乗用車=クロスオーバーSUV 市場を開拓する命題を受け、都市型SUVの先駆的モデルとした誕生したハリアー。「WILD but FORMAL」をキャッチコピーとし、ライオンの頭部を持つ紳士が登場するCMは話題を呼んだ。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/08/SW202008_063_023.jpg" alt="「バカ売れの新型80系ハリアーは前型60系と何が違う!? ノーマルを徹底チェック!」の1枚めの画像"
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**スタイルワゴン2020年9月号より**



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