【デリカD:5のカスタム連載第四弾】

MITSUBISHI DELICA D:5 SPEC PROJECT
三菱・デリカD:5 スペックプロジェクト vol.4

デルタフォースの黒いOVAL(オーバル)ホイールと共にお化粧直しを。フロントグリルを始め、要所を黒く落とし込んで、より精悍に、そしてアウトドアっぽい雰囲気にしたのだ。まるで限定車のオールブラックスエディションか。あるいは特別仕様車のジャスパーといえるような仕上がり。世界に1台、自分だけの特別仕様になったみたいでちょっと嬉しい。

デリカD:5のブラックフェイス化

自分だけのジャスパー。

デリカD:5の顔つき、イマドキの三菱顔を象徴するアドバンスド・ダイナミックシールドという。何が先進的(アドバンスド)かというと、キモは安全対策にあるようだ。歩行者保護性能基準の改正に伴う、歩行者頭部保護基準の強化、歩行者脚部保護基準の新導入を盛り込むにあたっての大幅刷新だった。多岐にわたる要求をヘッドライトを覆う枠や、ギラリと主張する大型グリル、縦型LEDヘッドライトでシャープかつ個性的に表現したのは巧いと思う。

しかも主軸をツートンとしてバンパーなどの存在感を強調しつつ、スキッドブロック風のデザインを設けたりと随所にオフっぽさも匂わせる。いかに顔つきが変貌しても、オフローダーとしての資質に磨きがかけられてこそのD:5だ。

この連載では、アウトドアツールとしての魅力や存在感を際立たせようと、デルタフォースのオーバル(16インチ)にマッチョなオフタイヤ(BFグッドリッチ・オールテレーンT/A KO2)で足もとを固めた。しかもホイールはマットブラックで、かつバンパーも純正時点でブラックマイカ。純正の顔つきをリスペクトしつつ、グリルなども同系統の色味にすればより統一感が増すと考えた。

アイディアの発端は、矢継ぎ早に登場した特別仕様車にあった。まずは昨年10月に発売された300台限定のオールブラックスエディション。ラグビーのニュージーランド代表チーム「ALL BLACKS」とのコラボで生まれたもので、ボディカラーはもちろん、グリルを始め随所が黒ずくめになっていた。

次いで発売されたのがデリカ界では伝統ともなった特別仕様車のジャスパーだ。D:5に対してアウトドアレジャー感を高めたパッケージらしく、これこそ連載の方向性と一致する。そしてそのグリルはやっぱり黒っぽくなっていた。

正確にはアイガーグレーメタリックというガンメタ調だけれども、黒く落とし込まれるという意味では同じ。D:5のアウトドアツールとしての存在感を際立たせるのなら、やっぱりグリルは黒っぽくしたほうがいい。そんなことを考えたのは、当のメーカー自身も同じだったようだ。

だからこそ、狙うは自分だけのジャスパーだ。アイガーグレーメタリックのボディカラーと、ブラックマイカのバンパー部、そしてマットブラックのホイールと調和させようと、フロントグリルを始め、バンパーの中央部(シルバーの部分)とフォグランプベゼルをブラックマイカで塗装した。

これで表情がよりキリっと引き締まって見えるように。バンパーも黒一色でよりタフギアっぽくなった。遠目から見ると無塗装樹脂バンパー(黒バンパー)っぽくて、だけど光を受けると微妙に反射するところなんて高級感も兼ね備えて抜群にカッコいいと思う。

モノトーンに落としたボディに対して、少しだけ遊びゴコロを加えようとホイールと同じデルタフォースのカモフラ柄ラッピングをフューエルキャップに施工したり、要所にステッカーを貼ったり。ベースがモノトーンだと、自分なりにコーディネイトしやすくなるのがいい。そういえば特別仕様車のジャスパーにも専用のエンブレムが装着されていたっけ。

ちなみに前号でレポートしたように、インテリアはクラッツィオのシートカバーやフロアマットを駆使して華やかなベージュで統一している。外面はタフツールっぽいのに、乗り込むとラグジュアリーな雰囲気に包まれる。このミスマッチな感覚も密かに気に入っている。

でも「アウトドアで汚れてもいい」と思って取り入れたシートカバーながら、結局、前よりも汚したくなくなってしまったのは、クルマ側というより貧乏性の性格に問題があるのか……!?

デリカD:5 ノーマルフェイス

デリカD:5
発売当初は物議を醸し出したダイナミックシールド。グリルの存在感が際立つノーマルも悪くないが、アウトドアに持ち出すのなら少し光りモノを抑えてみたい気分になった。


今回、フロントグリルとバンパーの中央裾、そしてフォグランプベゼルをブラックマイカで塗装した。当初はラッピングも考えたものの、純正の特別仕様車たちに感化され、思い切って塗装に。上のメインカットにあるようにバンパー&グリルを分解する作業となった。

デリカD:5_ブラック化

デリカD:5_ブラック化
グリルまわりを黒く落とし込んだら、オーバルホイールのマットブラックと相まって、よりタフっぽい雰囲気に。バンパーやボディ下部分のブラックマイカも際立つようになった。これならBFグットリッチのホワイトレターも目立って見える。早くアウトドアシーンで使い倒してみたい。

D:5の特別仕様車はカスタムのいい見本!?

2019年10月に限定300台で発売されたD:5のオールブラックスエディション。そして今年4月に特別仕様車として登場したジャスパー。いずれも黒基調を取り入れたもので、今回のカスタムの見本にもなった。特にジャスパーは「アウトドアレジャーで映えるエクステリアデザイン」を狙ったという。まさにこの連載の方向性と一致する。そのグリルやガーニッシュがアイガーグレーメタリックで黒っぽく落とし込まれていたのは参考になった。

デリカD:5_ALL BLACKS Edition

デリカD:5_JASPER

足もとを固めるデルタフォースから販売されるステッカーやラッピングフィルムを要所に取り入れてみた。ボディをモノトーンでまとめると、こうした小技が一層効いてくる。

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情報提供元:ドレナビ
記事名:「純正グリルを黒系に塗ったら男前になりました!【三菱・デリカD:5 スペックプロジェクト vol.4】