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見た目と性能を両立させた3種のマフラーをラインアップ|JB43型ジムニーシエラ カスタマイズ


見た目や価格など自分の好みでチョイスできる


カキモトレーシング



カキモトレーシングは日産のL型やRB 26エンジンのチューニングを得意としており、走りにこだわるオーナーたちを支えてきた。現在はマフラーの開発にも力を入れ、「エンジンの最終工程である排気を効率良く流し、そのエンジン・車両の特性をいかにして引き出せるか」をテーマに各車種に相応しいモデルを作り続けている。だから見た目はもちろんのこと、性能の向上にも一切の妥協を許さない。新型ジムニー用のマフラーもそれらを重視して開発しているが、オーナーの好みに合わせて選んでもらえるように3タイプのモデルを完成させた。


まずはGTボックス06&S。右出しから左出しに変更されているが、これは純正との差別化を図ると同時に排気効率の向上も狙ったもの。先端をカールさせた80φテールエンドのデザインも美しく、しかも特許取得技術の特殊コーティングを施すことで、美しい焼き色を長きに渡りキープする。

厳しい新基準をクリアしながらも性能・音・ルックスを楽しむことができるクラスKRシリーズは2タイプがデビュー。ひとつは中間から交換するフルマフラーで、ジムニー用としては珍しい左右出しを採用。センターには大きなタイコを採用し、高い消音効果と強烈なインパクトを放つことに成功している。もうひとつはリアピース交換タイプ。高品質なステンレス素材を採用しながら、リーズナブルな価格を実現。現在はシエラ用を開発中というからこちらも乞うご期待。


GT box 06&S




リアピースのサイレンサーだけでなく、中間パイプにもタイコを採用することで消音効果を高めている。ストレート構造にこだわりながらも、サウンドはJQRの基準値内に収めた。過激なビジュアルながら車検対応なのが嬉しい。


左出しは排気効率の向上を狙ったもの


左からテールエンドを出すという意外性が、GTボックス06&Sのウリ。同シリーズの特徴と言えば先端をカールさせたテールだが、ここは0.8㎜という薄型のステンレス素材を使用しているため、強度を確保するためにクルッと曲げているのだ。また先端を触れた時にケガをしないための工夫でもある。


●価格:8万3000円(税別) ●素材:オールステンレス

●メインパイプ:43φ ●サイレンサー径:115φ

●テール径:80φシングル左出し


Class KR (フルマフラー)




素材は中間・リア共にステンレスを採用。大きなリアタイコの消音効果も功を奏し、近隣排気騒音は基準値内の85dBに収まっている。


グッドルッキングを狙った左右出し


中間とリアピースがセットになったフルマフラーは、付けた時の満足度を高める左右出しを採用。テールエンド径はスラッシュカットされた83φ。同社のカキモトRシリーズにも採用される、2重ディフューザーが圧巻だ。


●価格:12万円(税別) ●素材:オールステンレス

●メインパイプ:43φ ●テール径:83φスラッシュ左右出し


Class KR (リアピースのみ)




リーズナブルとは言っても、テールには青いグラデーションのチタンフェイスを採用。スポーティ感をアピールするにはもってこい。


チタンフェイスをリーズナブルに


リアピースタイプは純正のレイアウトに準じたシンプルな右出しで、純正バンパーのマフラー切り欠きにも違和感なくフィット。近隣排気騒音は83dBと、フルマフラーよりも若干控えめとなっている。コストパフォーマンスも高い。


●価格:5万6000円(税別) ●素材:オールステンレス

●メインパイプ:43φ

●テール径:83φスラッシュシングル右出し


ハイパーレブ vol.235 スズキ・ジムニー No.5  2019年5月31日発売号より



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