パリで開催されるレトロモビルのようなイベント。博物館や美術館のように見学しては酔い、浸り、憧れることができる上に、希望すれば購入することができるのですから…。去る7月31日から8月2日にかけて開催された「オートモビル カウンシル2020」は、愛好家にとってはなかなか目が離せないイベントになってきたように感じます。

オートモビル カウンシル2020

▲今年はルマンのモデルが会場に持ち込まれた

しかも今年は、記念すべき5回目となる開催。本来であれば、今年の春に開催されているはずでした。しかしながら、世界を脅かす新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、延期されてこのタイミングとなった次第です。

オートモビル カウンシル2020

▲新型コロナウイルスの影響でイベントが中止になるなか、復活第一弾という面もある今年のオートモビルカウンシル

おそらく大きな自動車関連のイベントでは、2月に横浜で開催されたノスタルジック2デイズ以来。それほど久しぶりのイベントだったのではないでしょうか。とは言え、依然として安心できる状況ではなく、むしろこの未曽有の自体、見えない魑魅魍魎との付き合いかたを手探りで模索している状況下での開催です。

オートモビル カウンシル2020

▲密集を避け、消毒などにも配しての開催となった

エントランスでは、建物に入ってから5か所ほど設置された消毒薬、自己申告の他に主催者側でも改めて行われる非接触検温が二回。当然、基本的にマスク着用での見学。入場者数を制限する、といった、できうることはすべて行う。そんな厳戒態勢のなかでの開催となった今回のオートモビル カウンシル2020。しかし、そんな物々しい雰囲気を過ぎて会場に足を踏み入れると、長い歳月を駆け抜けてきたクルマたちがずらりと勢ぞろいしていました。それは、訪れるものを温かく迎え、見た者のこころに安らぎを与えるのものだったのです。

今回は、7月31日、イベント初日に会場を訪れて見学することができました。そのときの様子や、伺った話などを少し綴っておきたいと思います。

各出展者、苦慮の跡も垣間見られた「展示車の選定」

オートモビル カウンシル2020

▲ポルシェクラシック、愛おしいのは912。ショートホイールベースでさらに軽いエンジン。その軽快さはこれでしか味わえない世界。ポルシェクラシックも、なかなか売り物を確保するのが大変だそうだ。入庫すると右から左で売れていくそうだ

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