ドイツでの生活も少しずつ長くなりつつある筆者。最近では、レンタカーだけでなく、仕事用のバンや、自家用車などに同乗することも増えてきました。そうしたなか、先日ふと気付いたのが「ナビ以外の、車内の追加電子デバイスが少ない!」ということです。

ドイツの高速道路は無料ですから、ETC車載器は必要ありません。ドライブレコーダーをはじめとする車載用カメラは、現在ドイツでは法的な扱いについての議論の真っ最中で、車内に搭載している人はほぼいません。そして、日本では極めて一般的で、逆にドイツではまったく見かけないのが「レーダー探知機」です。

なぜ、ドイツではレーダー探知機をつけないのでしょう?その理由は簡単。「違法だから」です。今回のドイツ現地レポは、日本とドイツではまったく取り扱いの異なる「ドイツのレーダー探知機事情」について紹介します。

スマートフォンアプリの使用も禁止

日本ではカー用品店でも入手できるレーダー探知機、ドイツでは違法

日本においては、日々進化する警察の速度取り締まりに対し、新しい取り締まりシステムに対応したレーダー探知機をメーカーが開発・販売するという「いたちごっこ」が延々続いているのが現状です。新型のレーダー探知機が登場するたび、その効果を検証する記事や動画が公開される…というのもよく見かけますが、ドイツのインターネットやクルマ雑誌でそうした記事を見ることはありません。

ドイツでは「レーダー探知機の使用は違法だから」です。

単体のレーダー探知機を装備していた場合はその場で没収、破壊される場合があります。近年は、スマートフォンのナビゲーションアプリでも速度違反取り締まりカメラの位置を自動的に警告してくれるものがありますが、運転中にこうしたアプリを使用することは禁止。さすがにスマートフォン自体を没収・破壊されたという話は聞きませんが「そうしたアプリの使用は絶対に避けるべき」という認識が一般的です。

罰金は75ユーロ(約9,100円)。さらに1ポイントの減点が加わります。

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