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独ダイムラー、仏工場でメルセデスベンツの電気自動車を生産


独自動車大手のダイムラーは18日、フランスのハンバッハ工場でメルセデスベンツの電気自動車を生産すると発表した。メルセデスベンツが新ブランド「EQ」から販売するコンパクトカーを生産する。同計画の実施に向け、ハンバッハ工場に総額で約5億ユーロを投資する。これには、工場の設備投資などが含まれている。



ハンバッハ工場では2017年から、スマートの「EQフォーツー・クーペ」と「EQフォーツー・カブリオレ」の電気自動車2モデルを生産しており、電気自動車の生産のノウハウを持つ。同工場には現在、従業員800人以上が勤務している。また、同工場では2年前に、労働時間を35時間から39時間に引き上げるなどの内容を盛り込んだ「Pacte2020」で労使合意しており、工場の競争力を強化した。


メルセデスベンツがEQブランドから発売する最初の電気自動車は、ドイツのブレーメン工場で生産する。同工場では2019年に、純粋な電気自動車のSUV「EQC」の生産も開始する。中国では、北京汽車(BAIC)との合弁会社である北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)が、ブレーメン工場に続いて「EQC」を生産する計画。このほか、ドイツのラスタット工場とシンデルフィンゲン工場、米国のタスカルーサ工場でも将来、EQブランドのモデルを生産する計画。


ダイムラーは2022年までに、メルセデスベンツのラインアップすべてに電気駆動車を導入し、各シリーズで少なくとも1車種の電気駆動車を提供できるようにする計画。このため、プラグインハイブリッド車や48ボルトシステムのマイルドハイブリッド車の導入を進めていく計画で、130を超える電気駆動車のうち10モデル以上を純粋な電気自動車とし、スマートの小型車から大型SUVまですべてのセグメントで純粋な電気自動車を提供できる体制とする。


また、ダイムラーは2025年には、メルセデスベンツの販売台数の15~25%が電気駆動モデルになると見込んでいる。


[提供元/FBC Business Consulting GmbH]


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