ドイツ連邦陸運局(KBA)は12月4日、2017年11月の国内乗用車新車登録が30万2,636台となり、前年同月に比べ9.4%増加したと発表した。1~11月の累計は、前年同期比3.0%増の318万7,312台となった。

ドイツ乗用車新車登録、11月は9.4%増加・買い替え奨励金の利用活発

独自動車工業会(VDA)によると、11月の大幅な増加は、自動車メーカーの多くが実施している環境ボーナス(買い替え奨励金)が一因。自動車メーカーは、ディーゼル乗用車の排ガスに含まれる有害物質の削減対策の一環として、古いディーゼル車から環境負荷の低い車両へ買い替える際に奨励金(環境ボーナス)を出している。

■ディーゼル車、11月は17.0%減少

ドイツ乗用車新車登録、11月は9.4%増加・買い替え奨励金の利用活発

KBAによると、11月の新車登録のうち、顧客別では、法人が全体の63.3%(前年同月比6.0%増)、個人は36.6%(同:15.9%増)を占めた。

燃料別では、ガソリンが前年同月に比べ28.0%増え、全体の61.7%を占めた。これに対し、ディーゼル車は17.0%減少し、市場シェアは34.0%と、前年同月の44.9%から10.9パーセントポイント縮小した。

ドイツ乗用車新車登録、11月は9.4%増加・買い替え奨励金の利用活発

ブランド別では、最大手のフォルクスワーゲン(VW)が前年同月比8.2%増となったほか、ドイツ勢はほぼすべてのブランドが前年同月を上回った。中でも、スマート(20.4%増)、フォード(17.4%増)、MINI(13.2%増)が2桁増となった。BMWは1.6%減少した。

国外ブランドでは、最大手のシュコダが前年同月に比べ11.9%増加。テスラ(98.5%増)、プジョー(72.4%増)、ダチア(53.4%増)が大幅に伸びた。

日本勢は、レクサス(47.1%増)、マツダ(30.0%増)、スバル(12.8%増)が2桁増と好調で、スズキ(7.9%増)、トヨタ(2.5%増)も販売を伸ばした。ホンダ(11.4%減)、三菱自(7.4%減)、日産(9.6%減)は前年同月を下回った。

■受注台数、国内・国外ともに増加

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VDAによると、国内受注は、11月が前年同月比で約7%増加、1~11月の累計では前年同期に比べ約2%増加している。国外受注は、11月が約19%増加、1~11月の累計では5%増加している。

輸出台数は、11月が43万7,900台となり、前年同月に比べ約6%増加した。1~11月の累計は前年同期比1%減の約410万台にとどまった。

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情報提供元:CL
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