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パンダだけではない? イルカや野生動物たちにも会える「アドベンチャーワールド」は心ときめくSmile(スマイル)テーマパーク




ざっくり、こんなスポット



  • 何はともあれパンダはぜひとも見ておきたい!

  • 列車型バス「ケニア号」で巡るサファリワールド

  • マリンライブ「Smiles」は一見の価値あり!

  • アクセスは乗り換えなしの高速バスが断然便利!







並ばずに入場できる事前購入を活用



アドベンチャーワールドは、和歌山県白浜町にある動物園・水族館・遊園地が一体となった大規模複合テーマパーク。東京ドーム約17個分ともいわれる広大な敷地の中で、伸び伸びとした動物たちの様子を間近で見られるのが特長で、関西はもとより全国各地から年間100万人前後の観光客が訪れています。



アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールド



白浜バスセンターから明光バスの路線バスに乗って、アドベンチャーワールドにやってきました。



アドベンチャーワールド入口

アドベンチャーワールド入口



訪問当日は、平日ということもあって比較的空いていましたが、土日や行楽シーズンにもなると、チケット売り場や入口はかなりの行列になるそうです。



そこで利用したいのが、オンラインストアでの事前購入。

事前にカード決済してチケットを印刷、当日持参すれば、並ばずに済むので大変便利です。



アドベンチャーワールド チケットストアより(2019年10月参照)

アドベンチャーワールド チケットストアより(2019年10月参照)



アドベンチャーワールド チケットストア



今回、私はオンラインストアでチケット事前購入していましたので、スムーズに入園することができました。



入口を通過してまず見えるのが、エントランスドームです。



入ってすぐのエントランスドーム

入ってすぐのエントランスドーム



いわば、アドベンチャーワールドの玄関口。

両側にはオリジナルグッズが揃うショップも充実していますので、みやげ類はこちらで購入するとよいでしょう。






でも、まずはパンダを見ておきたい!



さて、先ほど「パンダ以外の動物や海の生きものもたくさん見ることができる」と書きましたが、でも、まずはパンダファミリーに会いたい…。

ということで、パンダが見られる場所へ移動することにしました。



アドベンチャーワールドで暮らしているパンダは全部で6頭。希少動物繁殖センター「PANDA LOVE(パンダラブ)」と「ブリーディングセンター」の2カ所に分かれて暮らしています。



エントランスドームから園内へ続く道を進んで行くと、以下の表示が出てきます。



パンダ見学施設の案内表示

パンダ見学施設の案内表示



取材当時、エントランスドームから近いPANDA LOVE(パンダラブ)では、後述の「彩浜(さいひん)」のお姉さんにあたる「桜浜(おうひん)」「桃浜(とうひん)」「結浜(ゆいひん)」の3頭が公開されていました。



希少動物繁殖センター「PANDA LOVE(パンダラブ)」

希少動物繁殖センター「PANDA LOVE(パンダラブ)」



2014(平成26)年12月2日生まれの「桜浜(おうひん)」です。



「桜浜(おうひん)」(メス)

「桜浜(おうひん)」(メス)v



こちらは、同じく2014(平成26)年12月2日生まれの「桃浜(とうひん)」。

「桜浜(おうひん)」とは双子の関係になります。



「桃浜(とうひん)」(メス)

「桃浜(とうひん)」(メス)



そして、こちらは2016(平成28)年9月18日生まれの「結浜(ゆいひん)」です(2019年10月23日からは、ブリーディングセンターで暮らしています)。



「結浜(ゆいひん)」(メス)

「結浜(ゆいひん)」(メス)



3頭のかわいいパンダに癒されます。



そして、もう1カ所のブリーディングセンターでは、お父さんの「永明(えいめい)」、お母さんの「良浜(らうひん)」、そして2018年に生まれた「彩浜(さいひん)」が公開されていました。



ブリーディングセンターは、PANDA LOVE(パンダラブ)から徒歩6~7分程離れた場所に位置しますが、案内通りに歩いていけば迷わずにたどり着くことができます。



入口には、「彩浜(さいひん)」の1歳を祝うパネルが掲げられていました。



彩浜の1歳を祝うパネル

彩浜の1歳を祝うパネル



3頭そろって見られるのを期待していたのですが…



お父さん「永明(えいめい)」が展示休止とは…

お父さん「永明(えいめい)」が展示休止とは…



残念ながら、この日はお父さん「永明(えいめい)」が健康管理のために展示休止となっていました。

もっとも、「永明(えいめい)」は人間で換算すると80歳位の高齢であり、しかも、ジャイアントパンダは暑さが苦手な動物でもあります。

今回は見ることができませんが、次回以降の来園の楽しみとしておきましょう。



2000(平成12)年9月6日生まれの「良浜(らうひん)」です。

これまで6回の出産で9頭の赤ちゃんを産み育ててきた、お母さんパンダです。




お母さんパンダ「良浜(らうひん)」

お母さんパンダ「良浜(らうひん)」

お母さんパンダ「良浜(らうひん)」



そして、こちらが1歳を迎えた「彩浜(さいひん)」です。

2018(平成30)年8月14日生まれで、出生時は75gとアドベンチャーワールドで最も小さく生まれたパンダでしたが、母親の深い愛情と子育て、スタッフの24時間のサポートもあって、現在もすくすく成長しています(2019年10月24日からは、PANDA LOVE(パンダラブ)で暮らしています)。




1歳を迎えた「彩浜(さいひん)」

1歳を迎えた「彩浜(さいひん)」

1歳を迎えた「彩浜(さいひん)」



1歳を迎えた「彩浜(さいひん)」



こちらのパンダも愛らしい表情を見せており、心が癒されます。



6頭のパンダとも、運がよければ屋外で過ごす姿を見ることができますが、ジャイアントパンダは暑さが苦手な動物でもあるため、真夏は涼しい屋内にいることが多いとのことでした。



なお、先ほどご紹介したPANDA LOVE(パンダラブ)では、2種類のオプションツアーが開催されています。



ひとつは、バックヤードでパンダと対面できる「パンダラブツアー」。

1人10,000円(4歳以上)と高額ですが、普段は入れないバックヤードでパンダと対面する体験は、きっと思い出になるのではないでしょうか。事前予約制で、チケットは公式チケットストアにて販売しています。



パンダラブツアー(アドベンチャーワールド公式サイト)



そして、もうひとつは、スタッフによるレクチャーやPANDA LOVE(パンダラブ)の施設見学が含まれる「もっと知りたい! パンダ塾」。

土日祝のみの実施で、パンダとの対面はありませんが、1人2,000円(4歳以上)と安価なのが魅力です。

※2020(令和2)年5月末日で終了予定です。



もっと知りたい! パンダ塾(アドベンチャーワールド公式サイト)






列車型バス「ケニア号」でサファリワールドをひと巡り



パンダをひと通り見終えたところで、次に向かったのは、野生動物たちが見られるサファリワールドを一巡する列車型バス「ケニア号」ののりばでした。




サファリワールドを一巡する列車型バス「ケニア号」

サファリワールドを一巡する列車型バス「ケニア号」

サファリワールドを一巡する列車型バス「ケニア号」



「ケニア号」には、「スーパーシート」と「ベンチシート」の2種類があり、「ベンチシート」は無料で、「スーパーシート」は1人500円を支払うことで乗車できます。



今回は出発ぎりぎりということもあって、無料の「レギュラーシート」にしましたが、聞くところによると、「スーパーシート」はシートがフカフカしているとのことでした。



のりばを発車した「ケニア号」。

アフリカゾウにはじまり、キリン、シマウマ、ライオン、ヒグマ、チーター、トラ、ホワイトタイガーと、野生動物たちが次々と登場します。



アフリカゾウ

アフリカゾウ

アミメキリン

アミメキリン




チャップマンシマウマ

チャップマンシマウマ

ライオン

ライオン




エゾヒグマ

エゾヒグマ

チーター

チーター




アムールトラ

アムールトラ

ホワイトタイガー

ホワイトタイガー



25分間かけてゆっくり回りますので、サファリワールドの概要を知りたい方は「ケニア号」を利用すると便利です。



もっとじっくり回りたいという方には、徒歩で回る「ウォーキングサファリ」(無料)や自分でカートを運転して回るツアー、レスキュー車やジープ、専用のサファリバスで回るツアー(いずれも有料)などもあります。



野生動物関連のツアー、アトラクション(アドベンチャーワールド公式サイト)






愛らしい姿のペンギンたちにも癒される



続いて向かったのは、極地の動物たちが暮らす「海獣館」です。

「ケニア号」のりばから入口側に戻った「センタードーム」内に入口があります。こちらでは、ホッキョクグマヤ数多くのペンギンたちに出会うことができます。




海獣館入口

海獣館入口

ホッキョクグマ

ホッキョクグマ




キングペンギンとアデリーペンギン

キングペンギンとアデリーペンギン

ジェンツーペンギン

ジェンツーペンギン



愛らしい姿がなんともいえませんね。



アドベンチャーワールドといえば、パンダの繁殖が有名ですが、実はパンダ以外の希少動物の繁殖にも力を入れており、特にエンペラーペンギンについては、日本で唯一繁殖に成功している施設でもあるのです。



なお、ペンギンは、この海獣館のほかに、ペンギン王国と屋外展示場に分けて8種類・約300羽を飼育しており、この規模は世界有数だともいわれています。



そして、ペンギンといえば、夕方に開催されていたペンギンたちのパレードも見てきました。よちよち歩くペンギンたちの姿に、思わす笑顔になります。



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かわいいらしいペンギンたちのパレード

かわいいらしいペンギンたちのパレード

かわいいらしいペンギンたちのパレード



ペンギンパレード(アドベンチャーワールド公式サイト)






愛らしい姿の「パンダ肉まん」と「しろくまカスタードまん」



小腹がすいたので、このようなものを買ってみました。



パンダ肉まん&しろくまカスタードまん

パンダ肉まん&しろくまカスタードまん



センタードーム内で販売されていた「パンダ肉まん」と「しろくまカスタードまん」です。

この2種類に「ペンギンあんまん」を加えた計3種類の中華まんが販売されており、価格は単品で300円、2個セットで500円となっています。



まるまるとした愛らしい姿が特長ですが、愛らしいがゆえに、食べるのに躊躇してしまいますね。(それでも最後はおいしくいただきました)



センタードーム内にも、みやげが購入できるショップがあります。こちらでみやげ物を購入するのもよいでしょう。




センタードーム内の様子

センタードーム内の様子

センタードーム内の様子



因みに、2階にはこのようなものが。



センタードーム2階に設置されていたかつての鉄道車両の座席

センタードーム2階に設置されていたかつての鉄道車両の座席



かつてのJR特急車両で使用されていた座席が、ベンチ替わりに設置されていました。

パンダのシートカバーがかわいいですね。






遊園地を楽しむなら入園券&遊園地フリーパスのセットがお得



園内には遊園地施設もあります。



園内の遊園地

園内の遊園地

アドベンチャーワールド遊園地



アドベンチャーワールド遊園地



規模は決して大きくありませんが、観覧車やジェットコースター、メリーゴーランド、カート類、フライングカーペットなど、ひと通りの乗り物は揃っています。



ただし、遊園地施設は全て別料金となっており、利用するたびにお金がかかります。遊園地施設も存分に楽しみたい方は、公式チケットストア限定で販売されている「入園券(1DAY)&遊園地のりものフリーパス」(おとな:6,000円)を利用するとよいでしょう。






マリンライブ「Smiles」は一見の価値あり!



最後にご紹介するのは、敷地奥の「ビックオーシャン」で開催されるマリンライブ「Smiles」です。

はっきりいいます。これは絶対に見た方がよいです!



マリンライブ「Smiles」

マリンライブ「Smiles」



イルカショーといわれるものは全国各地の水族館などでありますが、このマリンライブ「Smiles」は、ハイテンションなMCや観客の声出し的なパフォーマンスが一切なく、BGM主体でプログラムが構成されているのが特徴。

ライブ映像をステージ中央の大型モニターに映し出しながら進行し、トレーナーとイルカ・クジラたちの息の合ったパフォーマンスが見ものです。




トレーナーとイルカ・クジラたちの息の合ったパフォーマンス

トレーナーとイルカ・クジラたちの息の合ったパフォーマンス

マリンライブ「Smiles」



マリンライブ「Smiles」

マリンライブ「Smiles」



(よい意味で)耳に残るオリジナルBGMを含め、これは単なるショーではなく「ライブ」そのもの。わずか20分ほどの「ライブ」でしたが、クオリティの高さに感動しました。



マリンライブ「Smiles」(アドベンチャーワールド公式サイト)



そして、ゴールデンウイークや夏休み、冬休み期間中の夜間営業時間帯に行われるナイトマリンライブ「LOVES」も見てきました。



ナイトマリンライブ「LOVES」

ナイトマリンライブ「LOVES」

ナイトマリンライブ「LOVES」



ナイトマリンライブ「LOVES」

ナイトマリンライブ「LOVES」



BGMやパフォーマンスも専用のものに切り替わるほか、花火の演出も加わり、「Smiles」とは違った幻想的なステージが繰り広げられます。



昼間のマリンライブ「Smiles」とは異なり、こちらは有料(事前購入制でS席2,000からC席500円まで4ランクあり)となりますが、一見の価値は十分にあります。



終演後、思わず笑顔になったのはいうまでもありません。






まとめ



以上、ぜひとも見ておきたい動物たちや見どころを中心に、アドベンチャーワールドの魅力をご紹介しました。



初めての訪問でしたが、動物たちの愛らしい姿を見るにつけ、気が付くと笑顔に。まさに、キャッチフレーズ「Smile(スマイル)」にふさわしいテーマパークだと思いました。

私自身、基本的にプライベートでテーマパークへはあまり行かないのですが、久しぶりに心から楽しいと思えるテーマパークに出会えた気がします。



今回はご紹介できませんでしたが、アドベンチャーワールドにはこのほかにも、馬と触れ合える施設や、アシカやアザラシたちのコミカルライブが楽しめる施設、元気なワンちゃんたちと触れ合えるコーナーなど、見どころがたくさんあります。

見たいものを定めて1日で回るのもよいのでしょうが、できれば2日券を購入してじっくり回った方が、よりアドベンチャーワールドの素晴らしさが分かるのではないでしょうか。



笑顔になれるテーマパーク「アドベンチャーワールド」。機会があれば、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。






【追記】乗り換えなしの高速バスが断然便利!



アドベンチャーワールドへは、南紀白浜空港から明光バスの路線バスを利用する(所要時間:6分)か、JR白浜駅から明光バスの路線バスを利用する(所要時間:11分)のが一般的ですが、実は大阪・京都からの高速バスがアドベンチャーワールドに乗り入れており、乗り換えなしで移動することができるのです。



アドベンチャーワールドで発車を待つ路線バスと高速バス

アドベンチャーワールドで発車を待つ路線バスと高速バス



また、東京方面からも南紀白浜行き夜行高速バスが運行されており、とれとれ市場前や白浜バスセンターで明光バスの路線バスに乗り換えることで、アドベンチャーワールドへ行くことができます。

                   

運賃も安く、トイレやコンセント、Wi-Fiも完備していますので、アドベンチャーワールドへは高速バスの利用が断然便利です。




大阪~白浜間の高速バス「白浜エクスプレス大阪号」(西日本JRバス)

大阪~白浜間の高速バス「白浜エクスプレス大阪号」(西日本JRバス)

首都圏~白浜間の夜行高速バス「ホワイトビーチシャトル」(明光バス)

首都圏~白浜間の夜行高速バス「ホワイトビーチシャトル」(明光バス)



アドベンチャーワールドへのアクセスに便利な高速バス



※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。







(須田浩司)


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