ざっくり、こんなおすすめポイント

  • グレースライナー「プレミアムグレース」の乗車レポート
  • 高級感のある色の車体は夜に見えなくなる? 写真つきで確認!
  • 眠りやすい車内の工夫や秘密は? 休憩のタイミングもご紹介


グレースライナーの3列独立シートバス「プレミアムグレース」に乗車!

今回の乗車はグレースライナーの高速夜行バス「プレミアムグレース」。座席は3列独立シート、東京~大阪間を毎日運行しています。

グレースライナーの他のバスは全て4列シートタイプ。「プレミアムグレース」はグレースライナーの中で唯一の3列独立シートタイプです。つまりグレースライナーの中で最もラグジュアリーなバスということ! 車体も2019年夏に登場した新車両で、シックなデザインが目を惹きます。

「プレミアムグレース」外観。シックで高級感のあるデザイン
「プレミアムグレース」外観。シックで高級感のあるデザイン

「最近の夜行バスは女性向けのデザインが多いから、かえって男性が乗りにくい場合も…」なんて意見を聞くこともありますが、この「プレミアムグレース」はそんなことなし。男女ともに、仕事利用も旅行利用も関係なく、安心して乗車できるデザインです。

「プレミアムグレース」車体の横側。藍地に金と銀のロゴが映える
「プレミアムグレース」車体の横側。藍地に金と銀のロゴが映える

なお、「夜行バスなのに車体が暗めの色だと、休憩時にバスを探しにくいのでは?」なんて心配になった方へ。大丈夫、それもチェックしてきました! 詳しくは休憩時の様子で一緒にご紹介しますよ。

プレミアムグレース車内は全席リクライニングシート倒し済み!

車体が高級感のある感じだから車内もそうかなーと思いながら乗り込んだところ、まさに青とグレーが基調の落ち着いたデザインでした。横3列×縦10列の3列独立シートで、トイレ・Wi-Fiはありません。

そして座席は全席リクライニング倒し済み! 後ろ座席の人への声かけやタイミングなどをはかる必要がなく、乗車したらそのまますぐにくつろげる仕様です。これは嬉しい!

座席は横3列×縦10列(写真はリクライニングを起こした状態)
座席は横3列×縦10列(写真はリクライニングを起こした状態)

座席周りは設備充実。各座席ごとに、深めのリクライニング・フットレスト・レッグレスト・ドリンクホルダー・コンセント・簡易テーブル・個別カーテンが完備されていますよ。

フットレストとレッグレスト完備。ドリンクホルダーもその隣、コンセントはシート脇に
フットレストとレッグレスト完備。ドリンクホルダーもその隣、コンセントはシート脇に
座席ごとに個別に仕切れるカーテンあり(中央列になし)
座席ごとに個別に仕切れるカーテンあり(中央列になし)

また毛布も各座席に常備。大きさは約110×60cmほどです。バス車内で借りられる毛布はバス会社によって色々ですが、私は個人的にフワフワスベスベ系の毛布が一番好み。プレミアムグレースはまさに私好みのフワフワスベスベ毛布でした。

リクライニング深め。女性なら寝返りも打てるほどのワイドシート
リクライニング深め。女性なら寝返りも打てるほどのワイドシート
各座席に毛布がスタンバイ。約110×60cmほど
各座席に毛布がスタンバイ。約110×60cmほど


東京側の乗車は「東京駅鍛冶橋駐車場」から

「プレミアムグレース」の運行は、東京・大阪からそれぞれ毎日1便ずつ。東京発は「東京駅鍛冶橋駐車場(21:40)→横浜駅スカイビル(23:10)~京都駅八条口(5:40)→難波(6:40)」、大阪発は「難波(21:00)→京都駅八条口(22:15)~横浜駅YCAT(4:50)→東京駅鍛冶橋駐車場(5:48)」というスケジュールです。

今回私が乗車した便は東京から! 都内で「グレースライナー」に乗車できるのは「東京駅鍛冶橋駐車場」からのみです。21:40の発車にあわせて待合スペースへ。取材は1月上旬の平日でしたが、東京駅鍛冶橋駐車場の待合スペースはみっちり混んでました!

「東京駅鍛冶橋駐車場」から乗車
「東京駅鍛冶橋駐車場」から乗車
電光掲示板で時間と乗り場をチェック
電光掲示板で時間と乗り場をチェック

発車のおよそ10分前、バスが到着すると待合スペースへアナウンスが入るので、これを目安にバス乗り場へ。8番乗り場から出発です。

今回の乗車は8番乗り場から
今回の乗車は8番乗り場から


休憩は東京発が4回、大阪発が3回

プレミアムグレースはトイレがないので、約2時間ごとにトイレ休憩あり。走行時間は東京発なら約9時間、大阪発なら約8時間48分で、休憩は東京発が4回、大阪発が3回あります。だいぶこまめに停まってくれる印象です。

ちなみに「車体の色味が暗くて夜の休憩場所では見えにくいのでは…」という心配は、下記写真の通り! 休憩中は車体外側に灯りがつき、わかりやすくなりますよ。もちろん車内は消灯済み、外の灯りが車内に入り眩しいなんてこともありません。

休憩時には車体外側に目印となる灯りが点灯
休憩時には車体外側に目印となる灯りが点灯

休憩時は車内の点灯と前カーテンが開くのが合図。東京から乗車の場合、東京~横浜間(平和島PA)で22:20頃にある休憩時にのみ車内アナウンスがありましたが、後は寝ている人のために特にアナウンスはありません。また大阪からの乗車の場合、平和島PAでの休憩はありません。

休憩は20分ずつ。発車時刻までに座席に戻っておけば、乗務員さんが出発前に乗車人数を数えて確認してくれます。

1回目の休憩は22:20、東京の平和島PAにて
1回目の休憩は22:20、東京の平和島PAにて
2回目の休憩は1:10、静岡県のNEOPASA清水
2回目の休憩は1:10、静岡県のNEOPASA清水
3回目の休憩は3:35、三重県の湾岸長島PA
3回目の休憩は、3:35に三重県の湾岸長島PA
4回目、最後の休憩は5:00、滋賀県のびわ湖大津SAに停車
4回目、最後の休憩は5:00、滋賀県のびわ湖大津SAに停車


大阪難波へ到着!

走行中は、一々休憩の度に起きていた私。じゃあ眠れなかったのかと言えばその逆。しっかり眠れておりました! 休憩場所の間の短時間ごとに、すっと寝てすっと起きられていたのです。

小柄な女性サイズなら寝返りも打てるワイドシートのお陰もあり、スベスベ毛布のお陰もあり。それに走行中の車内でほとんど揺れを感じなかったのも大きなポイントでした。

そしてそのまま朝になり、バスは最終バス停・大阪難波へ到着!

6:40、大阪難波へ到着! グレースライナー専用バス停なのでゆっくり停まってくれるのも嬉しい
6:40、大阪難波へ到着! グレースライナー専用バス停なのでゆっくり停まってくれるのも嬉しい

「プレミアムグレース」は、夜行バスの良いところ「寝ているうちに到着する」を実感できるバス。最初からリクライニング済のワイドシートにスベスベ毛布、眠っている間も使いたいコンセントやフットレスト・レッグレストはちゃんとあるけれど、眠るなら必要ないWi-Fiやトイレはないためリーズナブル。揺れの少ない安定走行も大きな魅力です。

バス停も、東京駅・横浜駅・京都駅・大阪難波駅と、わかりやすいのが嬉しい。なお横浜・京都はほぼ駅のすぐ前ですが、東京・大阪難波は駅まで少し歩きます。ただしどちらもバス停から駅が見える距離なので、下車後に迷うことはほぼありません。

ではでは、プレミアムグレースで快適な旅を過ごしてくださいね。

プレミアムグレースのバス便


(陽月よつか)

情報提供元:バスとりっぷ
記事名:「 東京~大阪を走る3列独立シート夜行バス・グレースライナー「プレミアムグレース」乗車記。シート仕様や休憩の様子もレポート!