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9/16放送「バス旅スト」 那須ロープウェイで茶臼岳へ! 山頂からの絶景にうっとり… 那須・塩原号で行く那須の旅・後編



バス旅の魅力を“音”で感じるラジオ番組「バス旅スト」。

「バスもり!教授」と「なおこ助手」が、バス旅の楽しさや豆知識、おすすめスポット情報などを伝えます。



9月16日(日)の放送は、前回に引き続き「那須・塩原号」で行く那須の旅。主人公は大学生のカップルです。



はたしてどんな旅になるのでしょうか?






温泉で傷を癒す鹿!? “鹿の湯”の由来



路線バス・那須線



南ヶ丘牧場のロシア料理を堪能し、那須開拓の深い歴史に触れた前回のバス旅。一軒茶屋近くのペンションで一泊したのち、翌日は東野交通の路線バス「那須線」の下り路線に乗車し、那須ロープウェイへ向かいます。



途中、バスの車窓から見えるのは、九尾の狐伝説の舞台になった「殺生石」。



殺生石



その昔、インド・中国から渡ってきた九尾の狐は、絶世の美女に化けて帝をたぶらかし、人の世を滅ぼそうとしますが、陰陽師に見破られ、ここ那須に逃れて悪行の限りを尽くしました。そこで朝廷が狐退治の勅命を出し、8万余りの軍勢が那須へ集結し狐を退治。射抜かれた狐は、今度は巨大な石に姿を変え、なおも毒気を放って人々を苦しめました。



そこで、今度はお坊様が那須を訪れ、お経をあげたところ、巨大な石は3つに割れて飛び散りました。そのひとつがこの場所に残り、殺生石と呼ばれるようになったといわれています。



この殺生石の道路を挟んで反対側にあるのが、那須温泉の元湯である鹿の湯です。



鹿の湯



今から1,300年ほど前、現在の那須町に住んでいた狩野三郎行広という人が狩りをしていました。彼は取り逃がした鹿を山奥まで追ってきたところ、傷を温泉で癒やしている鹿を見つけたといいます。鹿が浸かる温泉というのが、“鹿の湯”の名前の由来となっているのです。






秋の色に染まりゆく茶臼岳で主人公たちが登山にチャレンジ



那須ロープウェイ



一軒茶屋からバスに揺られて、目的地の「那須ロープウェイ山麓駅」へ到着。ここから全長812m、高低差293mの那須ロープウェイに乗れば、茶臼岳(ちゃうすだけ)9合目の山頂駅まであっという間です。 茶臼岳登山口の駐車場がある峠の茶屋から山頂まで登山道を歩くと1時間半かかるところを、ロープウェイを使えば半分の40〜50分で登ることができます。



とはいえ、登山道にはゴツゴツとした岩が多く、決して歩きやすい道ではありません。山頂を目指すなら登山靴を履くことをおすすめします。特に、下山する際はスニーカーだと滑りやすく、非常に歩きづらいです。



また、山頂に近づくにしたがって、気温もだいぶ下がってきます。そのため、長袖は必需品。防水機能のあるアウターも忘れずに持参しましょう。



紅葉の名所としても知られる茶臼岳。例年の見頃は10月に入ってからですが、9月の下旬にはロープウェイの駅周辺も、徐々に色づき始めるそうです。



茶臼岳



ぜひ、視界いっぱいに広がる紅葉を堪能してみてはいかがでしょうか。



詳しい旅の模様は、9月16日(日)の放送をお楽しみに!






「バス旅スト presented by ウェルネット」番組概要



放送時間:毎週日曜日 12:00-12:25

放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列全国38局ネット

出演者: 日本大学芸術学部放送学科教授・森中慎也、奥沢菜穂子ほか

TOKYO FM バス旅スト




(バスとりっぷ編集部)


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