北海道函館市では毎年12月になると、「クリスマスファンタジー」が開かれ、観光地で有名な西部地区が一気にクリスマスムードに華やぎます。なかでも圧巻なのは、函館港に浮かぶ巨大なクリスマスツリー。11月30日にオープニングセレモニーが開催された後、12月25日まで毎日点灯式で盛り上がります。きらめくツリーの明かりが夜の海に映る光景は函館ならでは。今年は函館でファンタジックなクリスマスを過ごしてみませんか。


今年のツリーは道産トドマツ。いつもと変わらぬ美しさ

クリスマスファンタジーの象徴であるツリーは毎年、函館の姉妹都市であるカナダのハリファックス市からプレゼントされるもみの木が使われていました。高さ20mもあるもみの木は、カナダからアメリカ大陸を横断し、太平洋を船で渡り、約18,000kmもの長旅を経て、はるばる函館にやってきていました。大きなもみの木が海を渡るその姿は、函館の初冬の風物詩でもありました。
ところが、今年は9月のハリケーン「ドリアン」の影響でカナダのもみの木が大きな被害を受けたため、カナダ産のもみの木を使うことができなくなり、北海道産の樹木が使われることになりました。今年のツリーは道南の道有林のトドマツ。約15万球のイルミネーションに彩られ、例年と変わらない美しさを見せています。


15種類のスープは1杯600円。和洋中、エスニック、スイーツも

クリスマスファンタジーの会場ではメインストリートに、毎年恒例のスープバーが登場します。地元函館の飲食店が地産地消のあったかスープを販売します。メニューは和洋中をはじめ、エスニック、韓国風、カレー、甘いチョコレートスープもあります。スープはすべて1杯600円。チケットは会場内で販売しています。あったか~いスープを飲みながら、きらめくクリスマスツリーを眺めてみてはいかがでしょうか。
◆日程:11月30日(土)~12月25日(水)
◆時間:16:30~20:00
今年のスープは全15種類です。
1. サクサククリーミー プリプリ海老のこんがり焼きポットパイ
2. 2種のチーズと濃厚デミグラスの煮込みハンバーグ
3. 函館塩ワンタンスープ
4. 辛味増ワンタンスープ
5. ネギ油香る牛とごぼうのコク旨スープ
6. チーズラスクとオニオングラタンスープ
7. チーズラスクとコーンポタージュ
8. 函館ボルシチ
9. チュロスとチョコレートのクリスマススープ
10. 濃厚海老スープとたっぷりネギのフォー
11. 道産牛スジと道産舞茸のホットスパイシースープ
12. すり身汁 ホタテ入り
13. ユッケジャンスープ タコかまぼこ入り
14. 濃厚チーズカレーポタージュ
15. 牛タン入りつくねのとろ玉スープ


毎日18時の点灯式で花火の打ち上げ。ツリーが真っ赤になる時も

クリスマスファンタジーの期間中は毎日18時にツリーの点灯式が行われます(イベント日を除く)。18時少し前になると観客がツリーの周りに集まり、みんなでカウントダウンを行います。そして18時ジャストになると、それまで暗かったツリーに一斉に明かりが灯り、それと同時に花火が上がります。この瞬間を味わうために、毎年多くの観光客が冬の函館に訪れます。ツリーのイルミネーションは22時まで点灯しているので、点灯式の後は光り輝くツリーをゆっくりと撮影することができます。
このクリスマスツリーですが、毎日3回15分間だけ、ツリーが真っ赤に染まる時間があります。赤いツリーに出合えると、ちょっと得した気分になれそうですね。
◆プレミアムレッドツリーの点灯時間
18:30〜18:45、19:30〜19:45、20:30〜20:45
〈参考:北海道新聞2019.11.30, 函館支社 広告特集「イベントガイド保存版」〉
〈参考:函館新聞社 eHAKO 2019.11.28,「クリスマスツリーが会場に到着、30日からクリファン開幕」〉
2019はこだてクリスマスファンタジー公式サイト
12月に入り、あわただしい時期になりましたが、街はイルミネーションに彩られ、クリスマスムード一色。今年はどこのツリーを見にいこうかと悩むのもまた楽しいものです。イルミネーションは寒い時期だからこそ美しく見えるもの。さらに雪が積もる北海道ならではのホワイトクリスマスは格別。今年はエキゾチックな街、函館に足を延ばしてクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。