秋が深まってきて気温が下がってくると、自然と体が温かい飲み物を欲しますね。そうなると、夏の間あまり使わなかったやかんの出番も増えてきます。最近は湯沸かしケトルやポットに頼る人も増えているようですが、部屋を温めてくれつつ、室内の保湿効果もある「やかん」はわりと万能戦士なのです。
そんな、アナログなやかん愛用派の人ならば、定期的にやかんをきれいにしておきたいもの。体にも自然にもやさしい素材でやかんの内も外もきれいにすることができます。これからの時期必見のやかんの洗い方をご紹介します。

きれいなやかんで気分もスッキリ!

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水を沸かすだけなのに、やかんはなぜ汚れる?

水を沸かしているだけなのに、なぜやかんは汚れるの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。実は、やかんの中側と外側では汚れの質が違うのです。
やかんの外側に付着する汚れの原因は意外にも「油」です。やかん自体に油を使っていなくても、ガスコンロで調理をしている際に揮発した油や、煮物をしている時の水分のハネなどが、やかんをに付着してしまうのです。
さらに気になるのは、やかんの内側の汚れ……ですね。こちらのおおかたの原因は「水垢」です。水道水にはカルシウムなどのミネラルが含まれていますが、水が沸いて蒸発するとミネラル成分が固まることで、水垢になるのです。

外側の汚れは油が原因

外側の汚れは油が原因


やかんの「外側」には重曹が効果的!

やかんの外側は油汚れですから、食器用の中性洗剤ではなかなか落ちない場合もあります。そんなときに効果的なのが「重曹」です。重曹といえば、掃除の様々なシーンで重宝される便利アイテムですが、やかんにおいてもその力が発揮されます。
「重曹水」を使用したやかんの洗浄法はとてもシンプル!
●大きめの鍋にやかんが浸るほど水を入れて、重曹を大さじ2〜3杯入れてまわし溶かす。
●この重曹水にやかんを一晩つけておく。
たったこれだけで、油の汚れが分解され、力を入れてゴシゴシこすらずともきれいになるはずです。
大きめの鍋がない場合はバケツなどでも代用可能ですが、鍋に重曹水を作って上下半分ずつやかんをつけてみましょう。
また、重曹は調理の際にも使用するものなので、安心して使える点もうれしいポイントですね。


「内側」の水垢はクエン酸で解決!

続いて気になるやかんの内側の汚れは「クエン酸」で処理しましょう。先ほど紹介した重曹はアルカリ性ですが、クエン酸は弱酸性です。
成分が異なるため、得意とする掃除の分野が異なってきます。ご存じの方も多いと思いますが、クエン酸は水垢落としに相性がよい成分。よって、お風呂や蛇口などの水まわりの掃除に使用している方も多いですね。
重曹同様にクエン酸も顆粒状のものが100円ショップなどでも販売されていますので、一袋購入しましょう。ひとつ買っておくと水まわりを掃除するときに重宝しますよ!
掃除方法の手順
●やかんの中に水を入れ、クエン酸を小さじ1杯程度入れて沸かすだけ!
●そのままひと晩寝かせておくと、簡単にやかんの内側の掃除ができます。
── とっても便利で安心な重曹とクエン酸ですが、やかんの素材によっては相性が悪い場合もあります。そのため掃除を始める前に、重曹とクエン酸を使用してもよいやかんかどうか、ちゃんと確認してくださいね。
秋が深まると、温かい飲み物を飲むことが多くなります。その前にやかんをきれいにして、秋冬を快適に過ごしましょう!

体にも安心のクエン酸

体にも安心のクエン酸