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ホクホクした香ばしい本格石焼き芋を、自宅で作っちゃおう!


秋の足音が着実に一歩一歩近づいてきています。秋といえば、さつまいも。あまーい焼き芋が恋しくなる季節ですよね。

家庭での焼き芋の作り方といえば、オーブンやトースター、電子レンジなどが一般的ですが、今回は、焼き芋屋さんのような本格的な石焼きを家庭で行う方法を紹介します。一般的な作り方に比べると手間がかかりますが、「石焼き芋って、やっぱりおいし~」と思える、絶品焼き芋ができますよ! ぜひお試しあれ。


やきいもが甘くなる理由とは?

生のさつまいもと、焼き芋を食べ比べてみてください。甘さがまったく違いますよね。

この秘密は、さつまいもに含まれるβアミラーゼという酵素。βアミラーゼの働きによって、さつまいものでんぷんが分解され麦芽糖になることで、甘みが強くなるんです。

ただし、このβアミラーゼが働くために、とても重要なのが温度です。βアミラーゼがもっとも活発に働くのは60度〜70度くらいの低温。温度が高くなりすぎると“失活”してしまいます。

そのため、おいしい焼き芋を作るには、低温で時間をかけて焼くことがもっとも重要なポイント。石焼き芋屋さんの焼き芋は、火で熱した石を介して、じっくりと熱を加えるから、さつまいもの甘味が最大限に引き出されているんですね。


これがあれば、家でも石焼き芋は作れる!?

家庭で石焼き芋を作るのに、必要なのは、鍋と石の2つだけ。

鍋の種類は、何でもいいのですが、石を入れて空焚きするとどうしても鍋が傷むので、古い鍋で試してみることをおすすめします。また、テフロン加工などの空焚き禁止の鍋も避けてください。

石は、ホームセンターの園芸コーナーに売っているような玉砂利が手に入りやすくておすすめです。鍋底に敷き詰められるくらいの量を用意して、きれいに洗い、事前に煮沸消毒をしておきましょう。


おいしい石焼き芋の作り方

おいしい石焼き芋を作るには、石を十分に温めてからさつまいもを入れることがポイントです。鍋肌にさつまいもが直接あたると焦げるので、離しておきましょう。

手順は次の通りです。

【1】 鍋に石を並べ、強火で10分~15分くらい加熱後、しばらくそのままおいて石を十分に温める。

【2】 石が熱くなったら、石の上にさつまいもを間隔をあけて並べて、弱火~中火で焼く。さつまいもは、石の中に少し埋まるくらいにしておく。

【3】 ときどき様子を見ながら、さつまいもをころがして、さつまいもの表面がまんべんなく石に触れるようにする。このときやけどなどに十分注意してくださいね。

【4】 弱火で50分~90分程度加熱し、竹串がすっとさせるようになったら完成!

── 子どもはもちろん、大人も大好きな焼き芋!

秋キャンプを予定している方は、手間ひまかけずに簡単につくれるので、献立のひとつとしても重宝しますよね。もちろん自宅でも、焼き芋屋さんに負けないくらいのおいしい焼き芋をつくれたら、家族もきっと大喜びするはず!

いろいろなさつまいもが出まわる味覚の秋ももうすぐ。さまざまな種類のサツマイモを使って、焼き芋づくりを楽しんではみてはいかがでしょうか。

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