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ナイチンゲールにちなんで…5月12日は、「看護の日」です


「看護の日」は、厚生省(現在の厚生労働省)・日本看護協会等により1991年に制定された記念日です。看護師の世界的代名詞・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、この日に制定されたそう。もちろん今日は「ナイチンゲール・デイ」でもあります。

最大10連休という超大型連休だった今年のゴールデンウィーク。旅行・行楽、普段できない大掃除などなど、様々な過ごし方をされていたと思います。また日常に戻り、体調を崩してしまった方も多いのでは。ゴールデンウィークの疲れが出るこの時期、病院に駆け込む方も多いようです。病院といえば、最初に問診や案内をしてくれる看護師さん。病院内では医師より看護師さんと接する時間も多く、頼りになる存在ですよね。5月らしい気持ちのよいお天気が続くゴールデンウィーク明けの「看護の日」、ちょっと看護師さんについて考えてみました。

戴帽式の白衣の天使たち(イメージ)

戴帽式の白衣の天使たち(イメージ)


実は看護師としてのキャリアは2年半⁉改めてナイチンゲールってどんな人?

白衣の天使…と言って真っ先に浮かぶのはナイチンゲールではないでしょうか。クリミア戦争下の野戦病院などの過酷な状況で、看護師として献身的に負傷した兵士の看護にあたった彼女の功績は、世界中広く知れ渡りました。日本では子供時代に誰でも、授業や伝記などで彼女に触れ、現代の看護師の礎を築いた偉大な人物というイメージをお持ちになった方も多いのでは。

今回改めて調べてみると、実は彼女の看護師としてのキャリアは生涯でたった2年半ほどだったそうなのです。

1820年5月12日、フローレンス・ナイチンゲールはイギリスの裕福な両親の元に生まれ、様々な言語、哲学や心理学など、多岐に渡り高い教育を受け育ちました。両親の反対を押し切り、クリミア戦争の従軍看護婦として献身的に働いたことが、彼女のキャリアの中で一番脚光を浴びた功績ですが、実は統計学者としても医療界に大きな功績を残したそうです。従軍看護婦として働いた経験を統計学として残し、後に医療界の大きな改革をもたらしたそう。特に医療施設での衛生面の大切さなどを訴えました。彼女は看護師の礎を築いただけでなく、医療界全体の礎を築いた事が今回改めてわかりました。彼女の功績は他にもまだまだあり、ここには書ききれませんが、看護・医療界のまさに白衣の天使だったのですね。


笑っていいのか、悪いのか…アメリカンブラックコメディ映画「ベティサイズモア」

2000年のアメリカ映画「ベティサイズモア」は、ハンサムな医師が活躍するメロドラマに夢中になるウエイトレス、ベティ・サイズモアが主人公の物語。彼女はこのメロドラマにのめり込み、あるショッキングな事件を目撃したことをきっかけに、ついにはこのメロドラマの中のハンサム医師の相手役看護師になりきってしまいます。当然彼女の周りに様々なトラブルが発生、巻き込まれていきます。そして、みるみるうちに大変な事態に。でも看護師の姿に扮装した彼女はまさに白衣の天使、ちょっと問題あり⁉の彼女の笑顔に周りのみんな(強盗コンビも)が魅了されてしまい、最後はアッと驚くハッピーエンドに。かなり皮肉のきいたブラックコメディですが、私たち観客も彼女の魅力に引き込まれてしまうのは、彼女がなりきっている看護師のイメージからではないでしょうか。看護師さんは献身的に患者に尽くしてくれる大変なお仕事。通院や入院で看護師さんの笑顔に救われた人が多いからこそ、この不思議な映画がブラックユーモアに満ちていても、ほんわか温かいムードに包まれいるように感じられるのかもしれません。主人公を演じるのはその後「ブリジット・ジョーンズの日記」で大ブレイクする人気女優、レネー・ゼルウィガー。キュートな笑顔が、この役にぴったりでした。また、名優モーガン・フリーマンが脇を固め、皮肉の効いた演出で知られる、奇才ニール・ラビュート監督の作品です。「看護の日」の日にちなみ、ご鑑賞にされてみてはいかがでしょうか。

そしてゴールデンウィーク明け最初の日曜日、ぜひご自分の身体を「看護」〜しっかり癒して、疲れをとってくださいね。

誰でもこの看護師さんの笑顔に癒されたことがあるのでは

誰でもこの看護師さんの笑顔に癒されたことがあるのでは

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