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春は体が冷えている⁉「冷え取り」を心掛けて元気に過ごそう


やっと寒い時期が終わって、春本番。暖かい日も多くなってきましたね。でも、花粉症だったり、なんとなく不調…ということはありませんか?それはきっと体の素直なサインです。天気のいい日には、つい、冷たいものを摂ってしまいがち。また現代人は体が冷えやすい傾向にあります。春だからこそ、「冷え取り」をして元気な体を作ってしまいましょう。


春でも体は冷えるの?

立春~立夏の2週間前くらいまで、中医学では解毒器官である肝臓が活発に働き始めると考えられています。そのため、アレルギー症状が出やすくなったりすることがあります。実は花粉症もその1つなんです。寒い時期にあまり活発に動かずに食べ過ぎた結果、花粉などが引き金となって体内に溜め込んでしまった毒を体外に排出しようするためと考えられています。

また、急に気温が上がる日もあったりして、ついつい冷たいものを体に取り込みがちですが、まだ体はその準備ができていません。水道水をまだ冷たく感じるのと同じで、体も季節が変わって温かくなるのに時間がかかります。体内の毒出しをすることで、代謝や体温が自然と上がっていきます。その助けとなるのが「冷え取り」になります。

不調を感じている人も多い時期

不調を感じている人も多い時期


食べて整える「冷え取り」

代謝を促す代表的な食べ物といえば、セリやヨモギなど『春の野草』になります。季節にはそれぞれの旬のものを、というのがやはり自然の摂理なのでしょうね。野草は特有のほろ苦さがあります。これは成分でいうと『強アルカリ』になります。アルカリは血液を浄化する働きが期待できます。食べすぎると体調を崩したりすることもあるので、しっかりアクを抜いてから食べましょう。

野菜では、ブロッコリーやキャベツ、菜花などアブラナ科の野菜がおすすめです。アブラナ科の野菜はトウが立ちやすいですが、ぐんぐん成長するパワーのある野菜。代謝作用も大きく期待できる野菜です。スーパーで売られているこれらの野菜は食べやすく品種改良されたものがほとんどですので、ある程度はたくさん食べても大丈夫です。


触って温める「冷え取り」

手のひらや足の裏は、体に溜まった毒素や汗などを排泄しやすい部位です。「足裏は体全体の縮図」と言われるほど、足裏のケアは体全体に関係します。また頭とも関係が深く、精神的な毒素(倦怠感やストレスなど)を排泄しやすいとされています。そこでおすすめしたいのがターメリックオイルでの足裏パック。即効性はありませんが、続けることでその効果を大きく実感できると思います。毎日でも、週1回でも、続けてみてくださいね。

☆ターメリックオイルの作り方☆

<材料>

セサミオイル 200cc

ターメリックパウダー 大さじ1

※ここでのセサミオイルは一般的な食用のごま油とは異なり、煎らずに絞ったオイルを精製、熱処理したものになります。マッサージ用として販売されているものが手に入りやすいかと思います。手に入らなかった場合は「太白ごま油」で代用しても。

<作り方>

セサミオイルをボールに入れ、湯煎してゆっくりと80度程度まで温めます。ターメリックパウダーを入れ、混ぜたら出来上がりです。

☆足裏パックのやり方☆

1. 新聞紙などを敷いた上に、大きめのラップを広げます。

2. 足の裏にたっぷりとターメリックオイルを塗って、ラップで足を包みます。

3. 20分ほどそのままの状態にしておき、その後ラップを外して、お湯とブラシなどでターメリックオイルをしっかりと落とします。


外の熱を借りる「冷え取り」

「体を芯から温める」というと真っ先に思い浮かぶのが「入浴」ですよね。じっくり入るとのぼせてしまう人もいるかもしれませんが「半身浴」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

「半身浴」の一番のメリットは、やはり肺や心臓にかかる『水圧』という負荷が少ないことです。肺や心臓が弱い方にも半身浴はオススメです。また、同じ湯温でも熱を感じにくい半身浴は、普段よりも長くお風呂に入っていることができます。汗をかいたり、むくみを緩和させたりするには血液循環が大切で、それにはある程度長くお湯に浸かっていることが必要になります。ポイントを押さえて半身浴をすると、冷え取りだけでなく、むくみや不眠、疲れや緊張などもほぐれて心身共にリラックスできますよ。

※食後すぐは、本来、胃腸に集まるべき血液が循環してしまい、胃腸の働きが悪くなって消化不良を起こすこともあるので避けましょう。また飲酒なども危険ですので避けましょう。

☆ポイント1☆ 入浴の30分前には水分補給を

水分補給を早めにしておくことで、汗がかきやすくなります。その際には白湯や常温のお水などの胃に負担のかかりにくいものを摂ってくださいね。

☆ポイント2☆ 湯温は39度程度で

湯温が熱すぎると長く入れずに、表面のみが温まるだけになってしまいます。少しぬるい、と感じる程度の温度にしましょう。浴室が冷えていると寒く感じてしまうので、浴室を暖めておくのもおすすめです。

☆ポイント3☆ 湯量はみぞおち辺りまで

心臓に負担がかかりにくいように、湯量は心臓よりも下の位置にしましょう。

☆ポイント4☆ 掛け湯をしてから入りましょう

体が冷えている状態でお風呂に入るのは、血圧が急上昇する恐れがあるので避けましょう。またお湯に浸かっていない体の部分が濡れていると、とても寒く感じます。上手な掛け湯の方法は、まず、心臓から遠い足先からお湯をかけ、浸かる部分(みぞおち)までかけてから入るようにします。そして、お湯に入ったら両腕もバスタブから出しておきましょう。

☆ポイント4☆ 入浴時間は20〜30分

体質や体調などによっても変わってきますが、『じんわりと汗をかく』程度が目安です。あまり長く入りすぎるのも乾燥肌を招いてしまうこともありますので、注意しましょう。

☆ポイント5☆ 入浴中も水分補給を

入浴前の水分補給だけで十分というわけではなく、「喉が渇いたな」と思ったら水分補給をして脱水症状に気をつけましょう。その際も冷たい飲料は避けましょう。

☆ポイント6☆ 入浴中の熱い、寒い

熱い場合には、濡れタオルを頭頂部に置いてみましょう。また、寒い場合にはお風呂の蓋を閉めて、肩から下をサウナのような状態にしたり、肩にタオルなどをかけてみましょう。

じっくりとお風呂に入る時間を取るのはなかなか難しいかもしれませんが、ぜひ、週に一度は試してみて

じっくりとお風呂に入る時間を取るのはなかなか難しいかもしれませんが、ぜひ、週に一度は試してみて

参考

バスクリン

赤ちゃんからの自然療法/クレヨンハウス

からだの自然治癒力をひきだす食事と手当 大森一慧/サンマーク出版

活動しやすい時期になりました。アクティブに過ごしたいですね

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