今日10月14日は「鉄道の日」。鉄道開業50周年を記念して建てられた初代の鉄道博物館の開館をきっかけに、1872年の日本初の鉄道開業が10月14日であったことと併せ「鉄道記念日」として1922年に制定されたものでしたが、1994年に現在の国土交通省によって「鉄道の日」と改められ、すべての鉄道事業者を巻き込んでその日を祝う記念日にと提案されました。そんな鉄道の日の今日は、日本人ならば一度は乗ってみたい列車、列車に乗って眺めてみたい絶景をご紹介します。


鉄道ファンならずとも、やっぱり気になるSL列車!

約10年後にはリニア中央新幹線の開業が予定されており、スタイリッシュな車体に最速の列車が生まれることにもワクワクしますが、一方で、汽笛やレールの上を走る音、車輪の動きや蒸気がたなびく様などのSLならではの美しさや味わいを、目で見るだけでなく乗車して体感してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。鉄道ファンの方ならば当然の知識かと思いますが、運行日時が限定されているものがそのほとんどではありながら、全国各地でSLがまだまだ活躍しているのです。中でも、静岡県の大井川沿いを走り、のどかな田園風景を車窓から眺めることのできる大井川鐵道のSL急行は、ほぼ毎日運行しているSLとして有名です。また、雪の中を走るSLに乗りたい方には北海道を走るSL冬の湿原号がおすすめです。1月〜2月の期間のみの運行ですが、ツアーが組まれるなどの大人気のSLです。


絶景の中を走るローカル線に乗ってみたい!

空便へのアクセスがより身近になって、休暇になると海の外へ飛び出す方も益々増えているようですが、日本の絶景をゆっくりじっくりと列車の中から眺めるのも豊かな旅ではないでしょうか。絶景といえば、ローカル線。豊かな自然の中を数車両で行き交う風景が目に浮かびます。中でも、海を眺めながら列車に乗りたい方におすすめなのがJR八戸線。青森県と岩手県をまたいで約65kmの距離を1時間40分かけて走り、三陸海岸の美しい景色を車窓から眺められます。肥薩おれんじ鉄道線もまた、熊本県から鹿児島県を結ぶ約117kmを約2時間25分ほどかけて、その多くの区間が海岸沿いであり、時間と天気のタイミングが合えば、美しい夕日を眺めながら旅情に浸ることもできる列車です。そして最後に、これから紅葉を迎える季節に大人気の列車が、トロッコ列車の先駆けと言われる黒部渓谷鉄道のトロッコ列車。10月上旬から徐々に色付き始める紅葉は11月頃に見頃を迎え、ダム湖と紅葉が織りなす迫力ある景観を窓ガラスのない車窓から体感することができます。
いかがでしたか?鉄道イベントに参加したり、古き良きSLでの旅や日本の絶景を車窓から眺める旅の計画をしてみるなど、それぞれの鉄道の日をお楽しみください。