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「すぐやる課」が発足した日。「すぐやる」ことは幸福と成功への鍵!?


今日は役所改革の日。その背景には1969年10月6日、千葉県松戸市の市役所に市長直属の組織「すぐやる課」が発足されたことにありました。この組織を発足させたのは、今や日本各地に展開されているドラッグストア・マツモトキヨシの創業者でもある松本清氏。市民の期待も高まり、発足当初から多くの依頼があったのだとか。市民の困りごとで「すぐできることは、すぐやる」という行政サービスを提供することで、生活をより快適に過ごして欲しいという願いもあったことでしょう。さて、その「すぐやる」ですが、サービスにとどまらず、自分自身の行動にも「すぐやる」は更なる幸福や成功への鍵であると、様々なメディアで伝えられています。役所改革の日の今日は松戸市の「すぐやる課」と、「すぐやる」ことのメリットやその行動の秘訣についてご紹介します。


すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります

千葉県松戸市役所に発足した市長直下の組織「すぐやる課」は当時の市長、松本清氏の唱えた「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」精神に沿って、市民の要望に対し、職員の方々が直接出向くなどして多くの案件を解決してきたそうです。発足の背景には、松戸市の急激な人口増加による生活インフラの整備が追いつかなかったことがあり、この組織の緊急度や市民からの期待値が高かったことが伺えます。松戸市の報告によると、平成29年度までに寄せられた要望の件数は15万件を超え、単純計算で発足以来1日約10件程度の案件に向き合っていることになります。すぐやる課で引き受けられる案件は職員の方が、専門的な技術が必要なものなどは専門部署や関連する組織に対応をお願いするなど、調整役として問題解決に当たっています。この組織の思想や対応は日本各地の自治体に影響を与え、同様の役割を持った組織が数多く発足されています。


「やる気が出なくても、やってみる」が「すぐやれる」コツ

ところで「すぐやる」のは私たちの人生においても幸福や成功の秘訣であると書籍をはじめ様々なメディアで伝えられています。しかし「思い立ったらすぐやる、そして継続する」ことが良いとは分かっていても、実際にはなかなか難しいものです。そこで、脳科学や心理学で言われている「すぐやる」コツの中でも、今日からできそうな方法を2つご紹介します。「やる気がなくても、とりあえず着手する」残念ながら「やる気」とは作業し始めてから出てくるものなのだそうで、ドイツの精神科医エミール・クレペリン氏によって発見されたその現象は、専門用語で「作業興奮」というのだそうです。家事であれば簡単に片付く場所から掃除をする、仕事であればすぐに完了する作業から着手するなど、小さく完了・成功させることも大事なのだとか。始めてみたらあっという間に片付いた、なんて経験をお持ちの方もあることでしょう。続いて「考えを加点法に切り替える」これは行動へのモチベーションを保つために有効なんだそうです。始めから100点を目指したり、できて当たり前と考えてしまう完璧を求めるタイプの人ほど行動のスタートが遅れがちなのだとか。完璧な完成を意識しすぎて考える時間が多くなってしまうという経験がある方も少なくないかと思います。とりあえず、やってみた。始められた。進んでいる。の小さな成功の喜びを脳と心に浸透させることで、行動パターンも変わっていくのではないでしょうか。

【参考書籍】

「なぜ、脳はそれを嫌がるのか」/脳神経外科医 菅原道仁著/サンマーク出版

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/塚本亮著/明日香出版

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