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日本一遅いお花見!北海道サクラレポートVol.3


桜前線の終着駅<根室>より、日本気象協会北海道支社から動画でお伝えするサクラレポート2018、今回が最終回です!


日本一遅い桜を求めて・・根室からレポート

みなさんこんにちは。

北海道からお伝えしているサクラレポート。Vol.3は<根室>からです。

根室では、根室測候所が廃止されたため、旧測候所の標本木を根室市が引き継ぎ観測しています。今年は昨年より2日早く、平年より5日早い5月13日に開花。桜前線の終着駅へ到着し、約2か月の長旅をゴールしました。

撮影初日の5月16日には昨年より3日早く、平年より8日早い満開となり、1960年(昭和35年)の統計開始から2009年と並び3番目に早いスピード満開となりました。

根室では5月10日まで最高気温が5度に届かない日があるなど寒い日が続き、つぼみに変化は見られませんでしたが、5月11日には最高気温が15度を超え、その後も6月下旬並みの陽気が続いたため、つぼみが一気に膨らみ、開花、満開となりました。

同じ道内でも、札幌ではすでに桜からライラックが見頃を迎えていますが、根室では桜がちょうど見頃を迎えており、日本一遅い花見が楽しむことができます。


根室の標本木はチシマザクラ

桜開花・満開の標本木はソメイヨシノが一般的ですが、冷涼な気候の北海道では、ソメイヨシノの他に旭川や帯広などエゾヤマザクラが標本木となっている所があります。

根室では日本で唯一チシマザクラを標本木としています。このチシマザクラは成長しても3メートルと低木で、桜の下にシートを敷き花見を楽しむことは出来ませんが、目線近く間近で花を楽しむことができます。また、花柄(花びら(花弁)やがく片の下部)には、ソメイヨシノやエゾヤマザクラには見られない産毛のような「繊毛」が見られるのも特徴の一つです。


<根室花見スポット>根室公園

標本木のある旧測候所から北方向へ歩いて数分の根室公園では、チシマザクラとエゾヤマザクラが楽しめます。今年は5月15日から17日まで期間限定でライトアップ(19時~21時)が行われ幻想的な桜の風景を楽しむことができました。

バーベキューコーナーもあり、撮影した夜の気温は8度ほどでしたが、夜桜を楽しんだり、バーベキューを楽しんだりしている人々で賑わっていました。


<根室花見スポット>明治公園

根室駅から歩いて20分ほどの所にある明治公園は、日本国内でも有数の歴史あるサイロがある公園で、北海道の広大さも感じることができます。園内ではところどころにチシマザクラが見られ、木々により花びらの濃淡の違いを楽しむことができます。

この日は風が強かったのですが、春を謳歌するかのように野鳥のさえずりも聴くことができました。桜を楽しみながら犬の散歩をするなど、市民の憩いの場となっています。

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