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東北2週間天気 あす25日は福島で38℃予想 猛烈な暑さはいつまで?


この先の東北地方は、8月いっぱいは広く晴れて、内陸を中心に猛烈な暑さの所がある見込み。9月に入ると曇りや雨の日が増えて日差しが少なくなるものの、厳しい残暑が続く予想。湿度も高くなるため、9月に入っても熱中症に警戒が必要。

●【前半】山形・福島では猛烈な暑さが続く あす25日(金)は体温超えの暑さの所も

あす25日(金)から31日(木)にかけては、広い範囲で晴れるでしょう。強い日差しや上空の暖かい空気の影響で、内陸を中心に35℃以上の猛暑日の所がある見込みです。特に、あす25日(金)は福島で38℃と、体温超えの危険な暑さとなる予想です。沿岸の秋田でも、東風が山を越えて吹き降りるフェーン現象の影響も加わり、猛烈な暑さの日がある見込みです。熱中症に厳重な警戒が必要です。
日中は晴れて気温が上昇するため、午後は内陸を中心に、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。屋外のレジャーやイベントなどは、天気の急変にお気をつけください。

この先は最低気温が高いのも特徴で、仙台や秋田では25℃以上の熱帯夜の日が多い予想です。パジャマは、通気性のいいものを選んで、身体に熱がこもらないようにしましょう。また、寝ている間にも汗をかいて水分が奪われため、寝る前には必ずコップ1杯の水を飲むようにしてください。

●【後半】厳しい残暑が続く 内陸では猛暑日の所も

きょう24日(木)、気象庁は「高温に関する早期天候情報(東北地方)」を発表しました。東北地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため、かなり高い日が多いでしょう。
9月にかけて熱中症の危険性が高い状態が続くため、暑さが厳しい時間帯の外出はできるだけ控えて、冷房が利いた屋内など涼しい環境でお過ごしください。

9月に入ると前線や湿った空気の影響を受けやすくなるでしょう。晴れ間の出る所もありますが、雲が広がりやすくなりそうです。予報にはまだ幅がありますが、2日(土)は広い範囲で雨が降る予想です。

●熱中症警戒アラート 発表時の予防行動

東北地方では連日のように熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的に取るべき行動が4つあります。命を守るために重要な行動となりますので、積極的に実施してください。

① 身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。

② 特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。

③ エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。

④ 熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。

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